業界記事

サスナカ通信工業安曇野市へサーマルカメラ受納式

2020-05-23

サスナカ通信工業(宮坂昌樹社長 本社=松本市)は22日、安曇野市役所を訪れ、同市へサーマルカメラ1台を寄付した。
サーマルカメラは熱を検知することができるカメラで、映像全体の温度を計測することができる。温度が高い箇所は赤く、低い箇所は青く表示される。今回寄付したカメラは同社が取り扱っている商品で、新型コロナウイルス感染拡大の影響から入手が困難だったが、先週確保することができたとしている。
受納式で同社の上條和貴会長は「新型コロナウイルスの感染が早く静まることを願っており、終息までの経過を観察するのにサーマルカメラは有効だと思う。ぜひ、活用していただきたい」と語った。
これを受けて宮澤宗弘市長は「新型コロナウイルスはいつ終息するか分からない状況が続いており、第2波、第3波が懸念され、予断を許さない状況。今回寄付していただいたサーマルカメラを、健診や会議等に活用していきたい」と感謝の言葉を送った。
同社は安曇野市穂高に営業所を有しており、上條会長や社員の多くが同市に住んでいることから、地元に何か社会貢献できることはないかと考え、今回サーマルカメラの寄付を行った。また同社は、塩尻市にも営業所があることから、同日に塩尻市、29日には松本市へサーマルカメラを1台ずつ寄付する予定だ。

【安曇野市の宮澤市長㊧へサーマルカメラを説明する木藤岡課長】

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