業界記事

関東整備局は「マッチング」で3技術を確認

2020-03-30

地中レーダ装置など

 関東地方整備局は27日「現場で解決したい課題(ニーズ)と課題を解決できる新たな技術(シーズ)のマッチング」でパスコなど3者が提供する技術についてNETIS登録に十分な技術と確認したことを明らかにした。3技術は2020年度以降に発注する工事で活用した場合、工事成績評定において加点される。
 『地中レーダ探査装置を用いた浅層地下構造の把握できる技術』はパスコのシーズ提供。道路などの構造物を損傷させることのない非破壊調査で、広域の調査から狭い範囲の調査まで、地表面の不陸に関わらず探査が可能となる。従来技術の約半分程度の作業量で調査可能であり、工程が向上すると評価された。4月から販売予定。
 『監視カメラとAI解析による車、バイク、自転車、歩行者の交通量調査システム』のシーズ提供者はパナソニックシステムソリューションズジャパン。画像処理によるナンバープレート、車型判別技術により、普通・軽・中型トラック、大型トラック・バスを検出・判別する。人を介すことがないため、観測データの取得および集計時の人為的ミスを排除でき、品質・出来高が向上する。10月ごろに実用化。
 『パトロール車に搭載できるMMS(モバイルマッピングシステム)取得装置および管理システム』はパスコ、三菱電機、アイサンテクノロジーの共同シーズ提供。着脱型のMMSをパトロール車に設置し、走行しながら河川堤防周辺の3次元空間データを高精度に取得できる仕組みなどを提供する。高精度な計測技術により定量的な点検結果が取得でき、品質出・来高が向上する。現在、販売中。

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