業界記事

中央環状の渡河工区P4橋脚に着手

2020-03-25

 新潟市は新年度の新潟中央環状線整備事業で、信濃川渡河工区のP4橋脚の施工に着手する。現在、最も江南区側のP8橋脚の建設を水倉組が進めており、新年度は南区側の高水敷でP4橋脚を整備する。
 工事発注時期については、今後、庁内で調整する方針だが、出水期が明けてすぐに現場着手できるよう、早期の発注を目指す。施工時期が制限され、2カ年にわたる施工となるため当初予算では2021年度分の債務負担行為で限度額1億5000万円を設定した。
 信濃川渡河工区は、信濃川を横断し、南区獺ヶ通~江南区花ノ牧間を結ぶ。同橋は鋼9径間連続非合成細幅箱桁で、橋長580・5m、片側歩道を含む幅員12mを計画し、橋脚は小判型橋脚で、基礎工は、P1~P6橋脚が鋼管ソイルセメント杭、P7、P8は鋼管矢板基礎を計画。
 設計担当は開発技建。

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