業界記事

赤十字会館の現地建替えで新年度に設計着手

2020-03-19

 日本赤十字社新潟県支部は、新年度に赤十字会館の現地建て替えに向けた基本・実施設計に着手する。設計者の選定時期については未定としているものの、入札またはプロポーザル方式などを視野に検討を進めている。
 赤十字会館の建て替えには、これまでに「新潟県赤十字会館新社屋建設検討委員会」などの検討を踏まえて基本構想を策定。同支部では新たな施設が持つ機能として災害発生時に日本赤十字社の救護活動拠点としての機能を備えることや、赤十字活動を知ってもらう広報展示室、各種研修会、応急手当の体験等を行うことができるスペースの確保、市民が気軽に立ち寄れることなどを想定。詳細な施設規模については設計を進める中で検討する。基本構想の策定は、新潟市建築設計協同組合が担当した。
 中央区関屋下川原町にある現在の赤十字会館は、1974年に建設され、耐震補強工事は完了しているものの老朽化が進んでいるため、数年以内には建て替えが必要な状況となっている。また会館内に入る新潟血液センターが2020年の完成を目指して新潟市中央区美咲町で新たな事務所の建設を進めていることから、現地での建て替えを計画する。早ければ20年度後半から21年度前半ごろに現庁舎の解体にも着手したい考えで、解体工事期間中は一時移転する見通し。

【写真=現地で建て替える赤十字会館】

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