業界記事

新安曇野市へ/給食Cや図書館等整備/合併前の作業進む

2005-08-05

 南安曇郡豊科町、穂高町、三郷村および堀金村、並びに東筑摩郡明科町の5町村が合併、安曇野市の新設まで2箇月をきった。そこで、各町村が新市に委ねることとなる大型事業を追ってみる。
 まず新市の顔ともなる庁舎については、当面は豊科町の南安自治会館を本庁事務所として活用し、新庁舎は利便性やほか官公庁との関係等を考慮して新市で検討するとしている。また、現在の町村庁舎に支所を設置するとともに、豊科庁舎に総務部、都市建設部および上下水道部、穂高庁舎に市民環境部と健康福祉部、三郷庁舎に産業観光部と農業委員会事務局等、堀金庁舎に議会事務局等、明科庁舎に教育委員会事務局の本庁機能を配置する行政組織案がまとまっている。
 箱ものにおいては、教育関連施設に関しての計画が目白押しだ。義務教育関係では、豊科町、三郷村および明科町が進める学校給食センター、明科町のプール建設が挙げられる。
 給食センターは2箇所の施設について、3町村による建設委員会において施設内容や建設地の絞りこみの作業中で、合併前にプロポーザルにより設計業者を特定したい考え。同委員会で建設地等の承認を得られた後に業者指名となる段取りで、時期はお盆過ぎとなる見通し。新市において、合併特例債を利用して用地取得、実施設計、建設を行う計画。
 明南小と明科中のプール建設は、シーズンオフとなる9月には着工の予定。現プールを取壊し、共有の25mプールを新設する。これについては予算上、すでに町6月補正で設計費500万円、工事費1億2180万円の対応済み。年度内の完成を目指す。
●図書館を各地域/生涯学習拠点に
 合併協議会がまとめた「まちづくり計画」では、各地域の生涯学習の拠点として図書館を整備するとしている。場所によっては生涯学習センター機能を併設させるなど、ネットワーク化を図る考え。
 豊科町が計画する図書館については、県内外の業者10社を指名してのプロポーザルの結果、第一設計案の採用が認められた。近代美術館の敷地内に建設される同施設は、地上2階地下1階建ての建築面積約1500㎡、延べ約3500㎡(地下部分延べ約500㎡)規模が想定されている。
 穂高町は、情報の収集・提供の場としての図書館、町の歴史・文化や人物の業績等を展示する顕彰室や交流広場の機能を併せもつ複合施設(基本計画)として、(仮称)穂高町地域交流センターの建設計画を進めている。現在、設計業務のプロポーザルを実施中で、提出期限は8月18日。25日には特定業者の通知を送付するスケジュールだ。建設地は、旧穂高小学校跡地のワシントン靴店グランド。
 三郷村では、図書館のほか児童館、ホール機能をもたせた複合施設の生涯学習センター建設を計画している。建設地は三郷中学校北側の農地A約4300㎡で、建設委員会からの答申によると、施設はRC一部S造2F一部地下1F延べ約3600㎡規模。図書館とギャラリー・ロビー等の共有部分が延べ約2000㎡、児童館が延べ約600㎡、多目的ホールが延べ約1000㎡の配置。設計業者選定はプロポーザル方式を採用するとして、4日に8者が参加しての現場説明会を開催した。18年度に着工のスケジュール。(プロポーザル参加業者等は本日付記事参照)
 また、穂高町は施設の老朽化等により、町営「しゃくなげ荘」と隣接する「温泉健康館」の今後のあり方について「穂高町温泉利用施設等整備・運営PFI事業」の実施方針案をまとめ、公表した。これには数多くの質問や意見が寄せられ、加えて、去る7月29日に開催された意見交換会の内容を踏まえ、現在実施方針の取りまとめを行っているところ。今月には同町ホームページ等で公表する予定で、合併前にPFI実施の見極めが行われるよう作業を進める計画だ。

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