業界記事

バイオマス意向アンケート/重要課題は資金調達

2005-08-08

 農林水産省大臣官房情報課は、6月に実施した「地域バイオマスの積極的な利活用に関する意向調査」の結果をまとめた。バイオマスの利活用の取組に関しては、現状規模と積極的展開が半々。今後重要になると考えるバイオマス資源には、家畜排せつ物との回答が3割を占めた。また、施設整備などの資金調達が重要課題となり、国に対して低コストで効率的な技術の開発支援を求めている。
 調査は、バイオマス利活用に取組んでいる市町村、農業協組、森林組合、民間企業などの担当者2103人に対して実施。1516人から回答を得た。
 今後のバイオマス利活用の取組みでは、現状規模の取組みを実施が48・4%、積極的に取組を展開していきたいが47・3%とし、全体として今後もバイオマスの利用需要は増加する方向。
 組織別にみると、現状規模とするのは市町村、農業協組が高く、積極的は、森林組合、民間企業などと対照的。
 利活用の取組における重要課題については、「バイオマス変換施設や機器の設置などに係る資金の調達」が41・6%と最も多い。次いで、取組者の育成や取組体制の整備が40・9%。利用先の確保は33・7%、施設設置や運営に関する地域住民の理解や協力が33・2%となっている。
 重要になると考えるバイオマス資源と利用方法に対しては、家畜排せつ物が29・7%、仮定からの一般生ゴミ24・4%、間伐材、被害木などの林地残材17・3%などが多い。
 また、利用方法に対しては、堆肥化・肥料化が最も多く49・7%、次いでコジェネレーション利用を含む発電が17・6%となっている。
 利活用を推進するにあたって国に期待する施策は、「低コストで効率的なバイオマス利活用技術の開発支援」35・7%。「国民に向けたバイオマス整備の率先導入のPR」が32%。「バイオマス変換施設の運用コスト支援」26・9%、「初期コスト支援に対する要件の緩和」25・5%などとなっている。

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