業界記事

技術審査基準で当該年度指名細分化

2005-08-05

 国土交通省関東地方整備局が作成作業を進め、8月からの適用を目指していた05年度技術審査基準の概要が明らかになった。現在使われている04年度版からの変更点は、「当該年度指名」の回数別ポイント細分化、「地域特性」の本店所在地ポイントアップ、「工事成績」の対象期間延長、「コスト縮減表彰」創設に伴うポイント付与の4項目。とりわけ「当該年度指名」については、従来の2区分から4区分へと細分化されるため、今後の指名状況に大きく影響することも考えられる。
 技術審査基準は、指名業者選定の際に用いるもの。同局では、<1>手持ち工事の状況(手持工事量)<2>施工実績<3>技術者評価<4>地域特性<5>その他技術的特性<6>安全管理の状況<7>当該年度指名<8>工事成績<9>優良工事表彰<10>イメージアップ表彰―をポイント計算し、総合評価により指名業者を決めている。8月から適用する05年度版においては、「できるだけ指名業者が偏らないよう」に配慮する観点から、「当該年度指名」のポイントを大きく変えることとした。
 従来は、指名回数5回未満0・5A、5回以上B、という2区分だったのに対し、05年度基準では5回未満1・5A、5回以上10回未満1A、10回以上20回未満0・5A、20回以上B-と4区分にする。これまでは5回以上指名されていれば同一ポイントであったため、ほとんど影響していなかった部分だが、20回まで細分化されることにより、指名機会均等が予想される。
 もう一つの大きな変更点は「地域特性」における、本店所在地の評価。対象はB級工事(一般土木の場合、予定価格3億円以上7億2000万円未満)。従来は、施工都県内に本店がある場合1Aのポイントだったが、1・5Aへとアップ。地元業者の指名機会拡大に寄与することになる。関東整備局管内に本店がある場合は、これまでと同様に0・5Aを付ける。
 さらに、過去2年間の平均点を対象としている「工事成績」について、期間を当該年度8月末までに拡大することとした。9月は事務処理の期間となるため、10月に入札手続きを行う案件から適用される。
 また、コスト縮減表彰が創設されたことに伴い、評価項目が一つ増える。これにより表彰関係のポイントは、局長表彰とコスト縮減表彰が0・5A、事務所長表彰とイメージアップ表彰が0・3Aとなる。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野