業界記事

橋梁にアセットマネジメント導入/ライフコスト軽減で新手法/総合コスト縮減

2005-08-03

 第2期県行財政改革委員会の第4回委は2日開き、第2次行財政改革プログラムの項目のうち、(1)公営企業の経営健全化(2)公共事業のコスト縮減(3)県債発行削減の基本方針の堅持と財政状況の透明性の確保(4)公共事業等の選別と重点化・効率化(5)行政サービスの選別と重点化(6)経費の節減と合理化の6項目について審議。この中で県側は今年度から21年度までの5か年の集中改革期間中に、公共事業の総合コストについて平成14年度より15%の縮減を目標とするほか、将来の劣化予測等を用いたアセットマネジメントを当面、橋梁について導入、ライフサイクルコストを軽減する新たな管理手法を実施していくことを明らかにした。
 公共事業のコスト縮減は、財政状況が依然として厳しい中で、限られた財源を有効に活用し、効率的・効果的な社会資本整備を進めるため、公共事業のコストの一層の縮減を進めるもの。平成9年度から開始した同施策により3年間で9%を縮減したほか、昨年度も2・5%の縮減率になったことを説明。また、積算の合理化としてユニットプライス方式の導入、地域の実情にあった規格(ローカルルール)の設定、事業評価の実施、事業の重点・集中化などを実施する。このほか、入札・契約にあたっては民間の技術力が一層発揮されるよう適正に評価し、技術提案を重視する総合評価落札方式など多様な方式の導入を図っていく。
 アセットマネジメント(橋梁)については、状態の悪いところから手当を行う対処療法的な従来の管理方法から、将来の劣化予測等を用いたマネージメントを行い、ライフサイクルコストを最小化する新たな管理手法を導入。既に今年度から、橋梁の現況調査に着手しており今後、劣化予測や最適な補修工法の選定を行うなど効率的な管理手法を構築していく。
 一方、公共事業等の選別と重点化・効率化の中では、本県の普通建設単独事業費が全国的に見ても高い水準にあり、国の骨太の方針においても同事業費を平成2~3年度の水準を目安に抑制するなど歳出の改革を求めていることから、見直しを行い縮減を行うこととしている。年度別の削減は、今年度10%、18年度10%とし、19年度から21年度にはこれを12%と削減幅をさらに大きくする目標を設定する。
 今後、同委では10月までに6回の委員会を開催、年内に新たな行財政改革プログラム素案を策定、パブリックコメントを実施し、年内をメドに県に報告書を提出するスケジュールとなっている。

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