業界記事

今年度内に基本構想策定/年内に意見募集/小動物愛護センター整備

2005-08-04

 新潟市は今年度、「(仮称)小動物愛護センター」整備に向けた基本構想を策定する方針で、去る2日に学識経験者や市民らで7名で構成する検討委員会を立ち上げて協議を開始した。委員会の座長には委員の互選により新潟大学農学部の楠原征治教授が就任。今後、11月にも第2回委員会を開催して具体的な内容を詰め、年内にもパブリックコメントを募集する。来年2月開催予定の最終会合で基本構想案を取りまとめる見通しだ。
 冒頭、新潟市の宮原源治保健福祉部長が「昨今の動物愛護に関する社会情勢が変化する中、全ての市民が動物への正しい接し方や動物への知識・理解が深められ、ふれあいを体験できるような機会を作っていく必要がある。その拠点として機能するための施設の検討をお願いしたい」と挨拶。
 楠原座長=写真=は、
「どこよりも誇れるセンターができるよう、様々な議論を頂き構想をまとめたい」と意欲を語った。
 同センターの整備にあたっては、市がかつて鳥屋野潟南部で計画していた植物園整備計画の中で調査・研究等を進めてきたが、平成15年度の公共事業再評価委員会からの「見直し再検討」とする提言を受けて、植物園と切り離し、改めて用地選定を含め再検討する方針を決定していた。
 そのため、現時点では整備位置や規模、事業スケジュール等については「全く白紙の状態」(食品衛生課)としている。ただし、整備位置については市有地での整備を想定しており、合併により広域化した市内の中から、検討委員会等の意見を考慮しながら、適地を選定していく予定。また、管理・運営に関しては民間委託を視野に入れており、詳細についても検討委員会で協議する見通しだ。
 今回、委員からは「街なかよりも、郊外である程度の広さが必要」「動物への接し方を勉強できるような施設を」などの意見・要望が挙がり、早期に拠点施設を造る必要がある点で意見が一致した。具体的な内容については、次回会合で協議する。
 事務局が示した、センターの概要は次の通り。
[整備目標]
「人と動物が共に暮らす心豊かな社会の実現」
[保護管理機能]
◎動物の保護管理の充実と整備
◎動物の適正飼育、正しい接し方の啓発
 ・保護管理業務:犬の捕獲・抑留、相談、指導、危害調査
 ・収容管理:適正な収容管理、周辺環境への配慮
 ・安楽死処分:移送の自動化、麻酔薬の併用
[愛護啓発機能]
◎ふれあいによる動物愛護精神の普及や譲渡事業の拡大
◎活動を担うボランティアと活動動物の育成
 ・ふれあい事業の推進:ふれあう場と機会の提供
 ・譲渡事業の推進:新しい飼い主探し、不妊処置
 ・市民への啓発の拡大:展示・機器による体験型啓発、イベント
 ・関係団体、ボランティアとの連携:資質向上、情報交換
 ・負傷動物の応急処置:止血、消炎、鎮痛
 ・飼育動物の健康管理:健康診断、感染症の防止
[施設の整備]
◎効果
▽適正飼育啓発による苦情と咬傷事故の減少
▽引き取りと安楽死数の減少
▽人と動物の感染症の防止と啓発
▽動物とのふれあいによる子ども達の健全育成
▽市民の心の癒し、健康維持

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