業界記事

日進駅周辺まちづくり/駅広と道路設計着手/都市局

2005-08-02

 JR川越線日進駅周辺のまちづくりが活発化してきた――。さいたま市都市局は、地区の初弾事業として同駅橋上化および北口駅前広場新設、南口駅前広場の拡張と、北アクセス道路の整備を19年度から着手するため、両駅前広場と道路の基本設計業務を1日までに復建エンジニヤリング(さいたま市、電話048-882-7035)、関連する測量業務を塩川設計測量(同、電話048-862-8171)に委託した。駅舎設計については現在、JRと協議中で、9月ごろには委託される見通し。工事は19年度から駅の橋上化に着手。20年度から南北駅前広場および道路工事に着手、いずれも20年度の完成を目指す。また、工専地区の土地区画整理事業については、年内にも事業認可を取得、18年度から事業を本格化させ、住宅、商業、業務系の都市形成を図る。
 日進駅周辺宅は、総合振興計画・基本計画に「副都心」地区に位置付けられ、昨年の都市再生整備計画におけるまちづくり交付金が採択されている。
 まちづくりでのメーンは、生活環境を向上させる一環から、駅北口の開設を掲げた。計画では、駅舎を橋上化させ、北口駅前広場を新設するとともに、北側の既存道路を拡幅させる。さらに、狭あいな南口も拡張し、周辺を一体的に整備する。
 事業実施にあたっては、地元との協働による作業を基本に、意見交換や検討作業を進めてきた。
 南北地区住民らで組織する「日進駅周辺整備を実現する会」と見出した駅前広場の整備方針は「実現可能なコンパクトな広場」-。
 そこで打ち出された広場計画によると、北口駅前広場は、面積を2000㎡とし、ロータリー形式でタクシープール、バスバースを設置。
 また、南口は、既存広場を拡張し、1700㎡規模で、北口と同様の機能を持た、ともにエスカレーター、エレベーターを整備する。
 北口広場の建設地は、市土地開発公社が取得しているため、事業実施時期に買い戻して整備。用地買収に時間を要することもはないという。南口についても地元との合意形成がほぼまとまりつつあり、18年度に両口広場の実施設計、19年度に同時着工、20年度の完成を目指す。
 北アクセス道路は、荒川左岸道路と郵便局通りを結ぶ既存路線(W5・5m)を南側を拡幅し、12mに整備する。延長は約400m。線路側に4・5mの歩道を設け、このうち1・5mを植樹帯とする。車道は7・5m。うち、1・5mが路側帯とし19年度の工事発注を予定している。
 広場整備などに伴い、一部移転が必要となる家屋に対する建物・物件調査は近く委託される。
 一方、駅舎の橋上化については現在、JR側との協議が進められており、9月までには協定書締結と基本設計を委託する。発注はJR側からとなりそう。
 駅舎は、幅員5mの自由通路を設置し、南北を結ぶ。実施設計では、駅周辺で毎年、賑わいを見せている「七夕まつり」をイメージした外観で仕上げる方針。工事は駅前広場に先立ち、19年度に着工、2か年事業で整備する。
 駅橋上化、広場などの整備にメドがついたところで、駅南北地区のまちづくり事業に乗り出す。
 対象となる北側地区は約22ha、南側は11haでエリア設定。両地区に設置されているまちづくり組織で勉強会を行いながら、自主的な整備方針を確立する。両地区とも住宅密集地のため、区画整理は困難な状況にある。
 市は、事業手法などを紹介し、整備方針が決定した時点で支援体制をとるというスタンスだ。

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