業界記事

道路復旧、宿泊施設再建を/特定地区復興プラン<3>法末地区(小国地域)」

2005-07-30

 『長岡市復興計画』(案)に盛り込まれた特定地区・6地区別の復興プランのうち、今回は「法末地区(小国地域)」の課題及び復興の方向性について掲載する。
 内容は次の通り。
【地区の課題】
 住民との懇談会では、法末地区に帰りたいとの意向が多く出た。しかし、甚大な被害を受けた地区に戻り、復興を果たすには多くの問題がある。法末地区の課題と考えられる主な項目は、次の通り。
 <1>道路の復旧(生活に必要な道路環境整備)
 <2>地盤の安全確保(安全に住める地盤の確保)
 <3>住宅の確保(安心して暮らせる住宅の確保)
 <4>暮らしの再建(暮らしを支える産業振興、地区コミュニティ、防災対応、情報手段の確保、冬期間の生活、歴史的建造物・伝統芸能の保存)
 <5>宿泊施設の再建(自然の家やまびこの復旧及び運営方法の検討)
 <6>中山間地域の自然、住民の温かさを活かした事業(美しい自然の保全、グリーンツーリズム事業の推進、幅広い都市との交流)
【復興の方向性】
 地区住民の意見を最大限に尊重し、法末地区に帰ることを前提に復興にあたる。なお、避難勧告の解除は、地域の安全性が確保されたと判断した場合に行う。当面は、地区に戻るために必要な生活基盤の再建を実施し、地区で暮らすための基礎を構築する。その事業と平行しながら、産業やコミュニティなどの暮らし再建方策及び地域特性を活かした活動の計画を策定する。
 それぞれの事業は、高齢者に配慮するなど地域の実情を踏まえ住民の意向に配慮しながら行政が全体の調整を行い、関係する機関の協力を得て実施する。事業の検討にあたっては、大学等の有識者の意見も取り入れ、広い視点で地域の復興を進める。
 <1>道路の復旧
 ・県道、市道の復旧・復興
 <2>地盤の安全確保
 ・地区の地盤安全確認及び対策
 ・宅地の地盤調査及び地盤確保対策への助言
 <3>住宅の確保
 ・自宅の補修、罹災公営住宅、地区内の空き家を改造した住宅など、幅広い住宅確保策を検討
 <4>暮らしの再建
 ・農道、農地、水路の確保対策
 ・地区のコミュニティ確保及び防災に必要な方策を検討、歴史的建造物・伝統芸能の保存等の検討
 ・情報手段の確保対策
 ・冬期間の生活支援体制
 <5>宿泊施設の再建
 ・グリーンツーリズムの交流拠点「自然の家やまびこ」の役割を再認識し、復旧・復興の方策及び運営支援を検討
 ・長岡市全体を視野に入れた施設の運営方法を検討
 <6>中山間地域の自然、住民の温かさを活かした事業
 ・長岡市における法末地区の位置づけの確認
 ・美しい自然の保全方法を検討
 ・グリーンツーリズム事業の方向性
 ・東京都武蔵野市をはじめとする都市との交流を幅広く模索
 ・新潟大学等の関係機関からの多角的な意見を踏まえた復興事業を検討

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