業界記事

埼空衛がテラル本社工場を視察

2019-11-28

 埼玉県空調衛生設備協会(飯沼章会長)は21日と22日の2日間、ポンプ・送風機のメーカーであるテラル㈱(広島県福山市)の本社工場を視察した。正会員、賛助会員などから17人が参加。ポンプ・送風機の製造工程や、ZEB化した次世代の新社屋を実際に見て、今後の仕事に生かすための貴重な時間を過ごした。
 この研修視察は、通常の業務に役立てる目的で、日常の生活を支え環境問題にも貢献する全国の各施設を見学しているもの。
 東京駅を出発した一行は、新幹線を利用して福山駅に到着。マイクロバスでテラル本社工場へと向かった。
 テラルでは、創業100周年となる2018年を迎え、本社工場オフィスの建て替えを計画。新社屋は広島県初として、高い基準の省エネ基準である『Nearly ZEB(ニアリーゼブ)』の認証を取得。太陽光発電や蓄電池はもとより自社製品を用いた井水熱源輻射冷房・マイクロ水力発電機などで実質77%のエネルギー消費を削減している。
 本社工場では、給水ポンプユニット・消火ポンプユニットを含むほとんどのポンプ、小型から大型の送風機を製造。作業環境改善の一環として、自社グループ製の誘引ファンを用い、周囲の空気を誘引して気流を作り、空気の移送により省エネな換気を施した暑熱対策を行っている。
 現地に到着した一行は、まず昼食を済ませ、その後で工場を見学。門田常務取締役があいさつした後、ポンプ製造・検査の工程、送風機製造・検査工程などを視察したほか、出荷・配送ライン、ショールームなどを見て回った。
 その後、倉敷美観地区や岡山市内の後楽園周辺を観光し、一行は帰路に着いた。

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