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　県は27日に２０１９年度優秀建設工事施工者表彰（知事表彰）と県土づくり優秀委託業務表彰式を知事公館で開催した。
　式典で大野元裕知事は台風第19号と豚コレラの対応で建設業が果たした役割に対して謝意を示した。その上で「このたび対象工事約８５０件の中から、表彰を受けられた皆さまに心からお祝いを申し上げます。人口減少社会の中で既存の社会資本をこれまで以上にしっかりと維持管理し、長く使用していくことが重要となります。また頻発、かつ激甚化する災害への備えや、障害者や高齢者にも優しいバリアフリーの推進など、今後も時代に合った社会資本整備を着実に進めていく必要があります。建設業の重要性はますます高まっていくものと考えています。県では地域で大きな役割を果たされている皆さまをしっかりと応援するため、公共事業において県内企業の受注機会を確保できるよう努めてまいりました。選択と集中の下、日本一暮らしやすい埼玉を実現するため、優れた技術を持つ皆さまにはさらなるご尽力を賜りますようお願い申し上げます」とあいさつした。