業界記事

足利市補正、災害復旧費6.2億、月谷、名草、松田、小俣の護岸を修復、公共土木施設2.8億、農林水産2

2019-11-16

 足利市は15日、市議会臨時会で総額7億円に上る台風19号災害対応補正予算の即決を得た。内訳は一般会計6億8200万円、公共下水道事業特別会計1800万円。災害復旧費が6億2737万7000円を占め、公共土木施設2億8750万円、農林水産業施設2億円、文教施設8389万5000円、公共公用施設5598万2000円を配分。災害復旧費のうち本復旧工事費5億1490万円を繰り越し、適正な工期を確保する。専決処分の2億7000万円と合わせ、災害対応予算総額は9億7000万円となる。
 河川復旧工事は1億4220万円。護岸が決壊した月谷川、名草川支川、松田川支川、小俣川支川の修復のほか、市内各地を流れる水路を復旧する。道路復旧工事は1億1230万円。
 市道行道山通りや市道稲岡町19号線のほか、市内各所の市道小破修繕に充てる。
 公園復旧は3300万円。渡良瀬川河川敷内の複数個所の公園土砂撤去委託に2300万円、河川敷公園内のゴルフ場防球ネット補修工事に1000万円。下水道事業の1800万円は低地に設置したマンホールポンプ3基の制御盤を復旧する。
 農林水産業施設は農業用施設1億円(設計委託1047万5000円、工事8952万5000円)、農地1億円(設計委託1047万4000円、工事8952万6000円)。災害規模と被災状況を踏まえ、当面必要な額を措置。不足分は今後、予算計上する。
 社会体育施設復旧工事は8029万5000円。総合運動場陸上競技場の水道施設ポンプ修繕、渡良瀬運動場のバックネット修繕に充てる。社会教育施設復旧工事300万円。樺崎寺跡園地修繕、市民会館の空調設備を更新する。富田小学校プールろ過ポンプ修繕が60万円、消防車両等修繕5598万2000円。
 民生費は5398万8000円。災害見舞金に4600万円(災害弔慰見舞金、災害援護資金貸付金)、防災対策事業に798万8000円(避難所用備蓄品)。教育費は53万5000円、全額が富田小学校の校具教材備品整備費。消防費は10万円で、車両運用端末装置修繕費。

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