業界記事

県前橋土木が中央大橋の補修工事へ

2019-11-13

県前橋土木事務所は2020年度、利根川を跨ぐ中央大橋の補修工事に着手する。クラック対策などを行い同橋の長寿命化を図る。側道橋および歩道橋の補修設計を三陽技術コンサルタンツ(前橋市)に委託。工事は付属する両橋から先行して進めていくもよう。
主要地方道前橋安中富岡線にある同橋の側道橋は橋長173・8m、歩道橋が115・7mとなっている。1973年に本橋を架設、追って76年に側道橋、84年に歩道橋が設置された。いずれも歩行者専用の橋。側道橋は左岸の下流側、前橋公園に下る。歩道橋が左岸の上流側、前橋東照宮に向かって設置されている。グリーンドームに向かって接続する橋は事業の対象外となる。
当初は年度内の工事発注を掲げていたが、台風など自然災害への対応で進捗に遅れが生じている。初弾工の発注は2020年度となるもよう。工事内容はクラック対策や防水工が見込まれている。これからまとめる設計業務で両橋の状況を詳しく点検し、必要な工事を判断する。側道橋と歩道橋の分割、発注方法は工事内容に左右される。
本橋の補修設計は20年度に着手する見通し。発注方法は未定。本体橋でもクラック対策や防水工などを実施する考え。詳しくは設計でまとめる。予算や先行する2橋の状況にもよるが、完了までには複数年を要する見通し。本体橋は橋長590・2m、幅員20・8m。上部工をPC単純T桁と連続PC箱桁で構成する11径間の複合橋。下部工はP1、P4、P5がラーメン式、P2とP3が二柱式、P6~P10が張り出しとなっている。橋台は逆T式が2基。

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