業界記事

年度内に着工か 山梨市駅南線の改良

2019-11-12

 山梨市駅南線の改良について県峡東建設事務所は着工に向けた最終調整に入った。まとまった用地が確保できたため準備が整い次第、工事を発注する方針。現場は民家や商店、学校などが立ち並ぶ市の中心部。同事務所担当者は「まだ具体的な時期は決まっていないが年度内に工事が発注できれば」と話した。
 同線はJR山梨市駅の南側を南北に走る都市計画道路。改良するのは「山梨ケアセンターそよ風」(上神内川地内)付近から甲府信用金庫・山梨南支店(下神内川地内)付近まで。整備延長は720mで両側に歩道を付け道幅を17mに広げる。
 事業着手は2012年度。これまでに現地調査を行い用地交渉を中心に進めた。現在よりも10m以上道幅を広げるため沿道の多くの家屋に動いてもらう計画。物件の移転や改築などに時間が掛かったが、事業開始から8年目のことし、最初の工事の積算を行うまでに至った。同業務は山梨県建設技術センター(甲府市)が請け負っている。
 工事は北側から始める。今のところ延長百数十m程度が着工できる状態で、まずは側溝などの構造物から整備するという。電線類は地中化する予定で、6月には共同溝の設計をCPC(大阪府大阪市)に依頼した。
 同駅では市による駅舎や駅前広場、周辺市道の改良などが進む。今回県が改良する道路は駅南口へのアクセス路にもなるため早期整備が求められる。

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