業界記事

過去を学ぶ 集めて学ぶ/災害伝承カードを発行

2019-11-08

 全国初、災害伝えるアイデア企画―。県は県内各地に残る災害にまつわる事柄を記した「災害伝承カード」を作成した。第1弾は10種類で、カードに記載された場所を所管する建設事務所で配布している。
 カードの表面には災害があった場所の写真、裏面には災害のデータのほか史実や伝説、周辺案内を記載している。
 入手方法はカードに写っている場所の写真、または所在市町村役場の写真を撮り、管内の建設事務所へ提示する。その場で当地のカードを1人につき1枚、無料で貰える。
 県建設部砂防課は「先人は、再び災害に遭わないように身近な石碑、祭り、伝説などを通して災害の記憶を留めてきた。現地を巡って見て感じ、災害伝承カードを集めて、先人たちの教訓を災害の備えに役立ててほしい」としている。
 第1弾の10種類は次のとおり。◆災害の遺跡(市町村)配布先
 ◆松原湖(小海町)佐久建◆安政の川除「羽毛山堤防」(東御市)上田建◆舩魂社のシダレザクラ(岡谷市)諏訪建◆理兵衛堤防(中川村)伊那建◆遠山川の埋没林(飯田市)飯田建◆蛇ぬけの碑・悲しめる乙女の碑(南木曽町)木曽建◆大正池「焼岳・大正池」(松本市)松本建◆乳川石堤(大町市)大町建◆防災メモリアル地附山公園(長野市)長野建◆黄金石地蔵尊(飯山市)北信建

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