業界記事

大月駅前整備が再始動/南口限定で再構想

2005-07-26

 大月市は、昨年度に一時凍結していたJR大月駅周辺整備事業について、当初の計画を縮小したうえで新たな整備構想をまとめ、再出発する方針を固めた。駅南口の駅前広場を約3倍に広げるほか、駅前から国道20号に通じる県道大月停車場線を拡幅する。今回の計画では駅舎橋上化と北口の興和コンクリート跡地買収などは見送る意向。ただし、駅舎橋上化については、南口事業が完成の見通しがついた時点ですみやかに着手することも視野に入れている。現在、国交省やJR東日本など関係者と調整を行っているところ。今後地権者との間で説明会を開き、住民との同意を得たうえで、用地取得を進める意向。あわせてコンサルタント業務の委託や、国の交付金申請を行う方針。事業費には約30億円を見込んでおり、19年度の着工を目指している。
 今回の計画に盛り込まれた事業は、大月市役所の都市整備課などが、事業エリアの縮小や事業費削減を検討し、昭和26年5月に同市で決定した都市計画を基に、南口を縮小して事業を実施する構想。既存の駅前広場を1000㎡から3300㎡に拡大。県道大月停車場線の幅員を8mから15mに拡幅するとしている。
 整備手法については、これまで換地を行う区画整理としていたが、直接売買方式に転換する構え。用地の対象となるのは20世帯程度。今後地権者との地元協議会を開き、同意を得た上で用地取得に入る構え。平行してコンサルタント業務を進めるほか、国に交付金の申請を行う意向だ。
 今回見送りとなった駅舎橋上化などについて、市では南口事業完成の見通しをつけたうえで、速やかに事業着手する構想も描いている。
 同駅前整備計画は、当初の計画では市街地活性化法に基づき、市が14年度に計画を策定。(1)駅南口2haの区画整理(2)興和コンクリート跡地を含む北口5haの区画整理(3)南北通路と大月駅の橋上駅舎化-の3点セットで整備を進める予定であった。総事業費135億円(うち市負担金85億円)を見込んでいたが、昨年12月に財政状況が厳しいことや、南口の一部の地権者から理解が得られないとして事業を凍結。北口の興和コンクリート跡地買収も白紙とした。

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