業界記事

早期の災害復旧へ/千葉県北西部地震発生で/塩山市市之瀬地内山腹崩壊

2005-07-26

 県土木部は、千葉県北西部を震源とする地震によるものとみられる山腹崩壊が23日夕に塩山市市之瀬高橋地内の一級河川多摩川右岸で発生したことを受け、国土交通省の災害復旧技術専門家派遣制度により25日に3人を派遣、現地での対応協議に早速入るなど、対応策の検討を進めている。可能であれば緊急工事の実施など早急な災害復旧を実施していく考えだ。
 同地内では、長さ140m、高さ10~15m、推定土量1万~1万5000立方mの山腹崩壊が発生。現地の法面の崩落は治まっておらず、今後の降雨による崩落の拡大の可能性がある。多摩川の水は埋塞土上流に少し湛水しているが、水位の上昇は無く現在のところ土石の流出の恐れはない。しかし、今後の降雨によっては湛水が増える可能性があり、埋塞土が流出する可能性もある。約6k下流には丹波山村の集落があり、土石の流下による影響が懸念される。
 同部では、現地が山間地で人家等が存在しない地域であり、状況等の把握が困難であるため、国土交通省関東地方整備局が保有している待機支援車および照明車の支援を要請し24日夜間から現場を監視中。また、応急対策工法や山腹法面崩壊危険度の判定が難しいため、災害復旧技術専門家派遣制度(アドバイザー制度)により、国土技術政策総合研究所の末次河川研究室長と小山内砂防研究室長、土木研究所の藤沢上席研究員の3人が25日に現地入りし、山腹の状況、河川の状況、下流の状況などの現地視察や対応を協議している。
 なお、多摩川左岸を走る国道411号は、崩落土先端の倒木により24日、午前3時30分から全面交通止(塩山市市之瀬高橋~丹波山村奥秋間約1k)となっている。

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