業界記事

総額8・6億で公下等整備/地域再生計画

2005-07-22

 西茨城郡岩瀬町は、このほど町内全域を対象とする地域再生計画が国に認定されたことを受けて、中心市街地の公共下水道をはじめ町周辺区域の浄化槽整備や桜川沿い親水空間の整備を実施する。事業期間は、今年度から平成21年度までの5年間。総事業費は、国の汚水処理施設整備交付金を活用し、公共下水道5億9000万円、市町村設置型の浄化槽2億7300万円など総額8億6441万6000円。今年度はまず、公共下水道で認可区域西側の青柳、水戸地区を中心に延長約1200mの管渠整備を行う。8月から順次指名競争入札を行い発注していく考えだ。
 町が策定した地域再生計画は、「桜川」いにしえの清流再生計画-世阿弥の舞台「桜川」の再生-。今年度当初に国に対し計画申請を行い、このほど認定を受けた。
 対象区域は内全域。目標は<1>中心市街地での公共下水道の整備と町の周辺区域での浄化槽整備により、汚水処理施設の整備を促進し、汚水処理人口普及率を現在の36%から40%に向上させ、きれいな桜川を取り戻す<2>桜川沿い親水空間の整備、桜川と桜のまちとしてのイメージアップにより観光客の増加を図り(年間観光客2万人から2万2000人程度)、また、桜川沿いの合併予定3町村の地域間交流を促進する-の2項目。
 具体的には、公共下水道については、中心市街地である桜川の南側約96ha(平成12年3月認可済み)のうち、東側の約23haを17年度から18年度までに整備するとともに、17年度に認可区域の拡大を行い、17年度から21年度までの5年間で桜川の北側約15haの整備を進める。
 また、公共下水道整備地区と農業集落排水事業で整備済みの地区を除く区域では、17年度は個人設置型浄化槽の普及を進める。17年度中に市町村設置型への移行について住民へ周知し庁内の推進体制を整え、18年度から市町村整備型浄化槽設置事業に全面移行する。
 さらに、関連事業として、多くの人々が水に親しめる水辺空間づくりや桜川沿いの自転車道及び遊歩道の整備を進める。また、「桜まつり」、夜桜ライトアップ等のソフト事業を引き続き実施し、充実を図る。
 このうち、公共下水道、個人設置型及び市町村設置型の浄化槽は、国からの汚水処理施設整備交付金を活用し整備する。
 公共下水道では、17年度から21年度までの5か年で大字岩瀬・青柳・水戸・東桜川・西桜川を対象に、φ100mm・延長441m、φ200mm・延長5455mを整備。
 浄化槽は、個人設置型を今年度1年間で5人槽1基、7人槽2基を設置。市町村設置型は18年度から21年度までの4年間で、5人槽100基、7人槽100基、10人槽10基を設置する見通しだ。
 これら各施設整備に伴う新規の処理人口は、公共下水道が337人、浄化槽(個人設置型)が11人、浄化槽(市町村設置型)が595人を見込んでいる。
 事業費には、公共下水道5億9000万円(うち単独1億1670万円、国費2億3665万円)、浄化槽(個人設置型)141万6000円(うち国費47万2000円)、浄化槽(市町村設置型)2億7300万円(うち国費9100万円)、総額8億6441万6000円(うち単独1億1670万円、国費3億2812万2000円)を試算している。
 初年度となる今年度は、公共下水道で認可区域の西側、字青柳・水戸を中心に延長約1200mの管渠整備を実施。8月頃から順次、指名競争入札を行い工事を発注する考え。交付金には、約1億円が見込まれている。
 関連事業としては、17年度から5か年継続で町役場北側の桜川川岸に護岸整備を兼ねた親水空間を整備する「水辺空間づくり河川整備事業(県事業)」、土浦市から岩瀬駅まで整備され、さらに延伸して町中心市街地の桜川沿いに桜並木を整備する「つくばりんりんロード整備事業(県事業)」、磯辺桜川公園で毎年4月上旬に町が行っているさくらまつり、町商工会が実施する夜桜ライトアップなどを行っていく。

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