業界記事

今年度は8棟建設へ/「いやしの里創出整備事業」で茅葺民家復元

2005-07-16

 富士河口湖町は、西湖西地区の同町根場地内における活性化対策として、約40年前当時の茅葺き屋根の民家が点在する風景を復元する「いやしの里創出整備事業」に昨年度から一部着工(3棟)したが、今年度には8棟の建設に入り、来年5月頃の第1期オープンを目指す考えだ。エリア内には全体で既存2施設も含め22~23棟の整備を予定しており、完了を計画する平成21年度までの総事業費には約10億円が見込まれている。
 同事業は、昭和41年の台風被害で失われた美しい茅葺き集落の原風景を復活させながら、西湖ならではの素材を活かした新たな交流の村づくりを目指すもので、消滅した「茅葺き屋根集落」や「水車小屋」を残存する資料を参考に地域住民の協力を得て再現、観光利用を含めた地域振興を図るもの。同設計作業には、土地柄に詳しい地元の小林設計があたっている。
 昨年度には、体験教室(延べ129㎡)と案内所(延べ93㎡)を着工、今年度分についても今では貴重となった茅と職人の確保ができしだい順次、建設に入っている。
 今年度の計画では、茅葺き屋根の民家を全体で8棟(東地区3棟、西地区5棟)を建設するほか、電線地中化整備工事(東、西地区)などが主に行われる。東地区の民家3棟と同地区の電線地中化工事については随意契約で行う一方、西地区においては電線地中化工事を第2四半期、民家5棟の建築工事については第3四半期中のそれぞれの発注を計画する。
 同町では、国内外からの来訪者が、本物の自然、文化などを、人間の五感を使って心ゆくまで味わうことによって、感動し、楽しみ、くつろぎ、癒されるような地域とし、繰り返し訪れ、思い思いの活動・休息・交流を通じてリフレッシュし、明日への活力を取り戻せるような“リゾート・タウン”としたいとしており、ハードより「もてなし」などソフト事業体制が重要との考えを示している。

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