業界記事

女性の活躍PR/入職促進へ現場見学会

2019-09-18

 県産業労働部は13日、女性の就業支援の一環として、建設業への女性の入職促進を目的とした建設現場見学会『建設業界で活躍する女性に会いに行こう』を開催した。建設業で働く女性の割合は少ないが、現場に立つ女性に直接話を聞き、活躍していることを知って貰おうと企画したもの。子育て真っ最中の親子連れや県長野工業高等学校土木科の生徒合わせて27人が参加し、県建設業協会から女性技術者も同行した。
 会場となったのは高木建設(長野市)が施工する県庁そばの水道工事の現場。高木建設は社員81人のうち12人が女性。高木亜矢子常務取締役は「建設業は女性が少ない業種の一つで、今、後継者不足が大きな課題。そのため女性が働きやすい職場環境に取り組んでいます。当社は女性4人が技術者として活躍していますが、建設業は女性が輝ける職業です」と紹介した。
 見学会では下請け企業の女性社員と県建設業協会女性部会の技術者が案内役を務め、参加者の質問に一つ一つ答えていった。1歳の子供と参加した須田美幸さん(31歳)は、独身の頃に鉄骨系の建設会社に勤務していた経験があり「私はとっても建設業が好き。CADを扱いたいと思っています。今は子育てしていますが早く職場に復帰したいですね」と話していた。
 高木建設の入社3年目の技術者・青木喜々さんは参加者に「最近は小規模工事ですが現場を任されました。完成した時はとてもうれしく、達成感を味わいました」と体験を伝えた。

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