業界記事

6割まで掘削進む 朝日温海道路1号トンネル現場見学会

2019-09-11

 北陸地方整備局新潟国道事務所は6日、村上市大須戸地内で進めている朝日温海道路1号トンネルの工事現場で報道関係者対象の見学会を開催した。
 当日は現場事務所で、北陸地整の木村一幸事業対策官が工事概要や状況などについて説明。現在、1号トンネル全長1007mのうち、8月末現在で6割の627m程度まで掘削していることや、土の状態を見ながら工事を行っていることなどを話した。工事は順調に進められているとした。
 その後、トンネル工事の現場へ移動し、掘削作業を見学。掘削機械類の説明やロックボルト打設方法などの説明を受けた。
 本工事を担当する鹿島建設の三澤宏典所長は「いろいろなトンネルの現場を担当してきたが、これだけ変異を起こす地質は初めて。今後も地質の状況を見ながら事故を起こさないように、工事を進めていきたい」と同現場での苦労や意気込みを話した。
 1号トンネルは、2019年度内の完成を目指し鹿島建設・福田組JVが施工を担当。1日平均1~2m程度を掘削し、月に約40~50m程度掘り進めている。20年度末ごろの貫通を目指し作業を進めている。
 また本年度は4号、11号トンネルの発注も予定。木村事業対策官は「土を見ながらその都度対応し、1号トンネル、本年度発注予定の4号、11号と随時着手し、確実に工事を進めてまいりたい」と意気込みを語った。

【写真=現場ではロックボルト打設を見学、土の状況を見ながら慎重に工事を進めている】

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