業界記事
県立加茂病院で竣工式
2019-09-05
県立加茂病院改築工事の竣工式が2日に挙行され、関係者約80人が参加し、待望の完成を祝った。
本工事では、旧附属看護学校のアスベスト確認や建設地でのヒ素の検出、建設途中の設計変更と開院予定が大きくずれ込んだ。秋山修宏院長は「多難であったがおかげさまで乗り切ることができた。明るく広く利用環境が改善され、高性能のCTX線、内視鏡システム、新型超音波装置を導入した。県央地域初の緩和ケア病棟を設けた病院として、緩和ケアの理念やノウハウを県全体で共有していきたい」とした。
新病院はRC(一部S)造6階建て、延べ床面積約1万4000㎡。緩和ケア病棟30床を含む168床を備える。場所は既存病院敷地内の加茂市青海町地内。2016年から約3年を経て6月に完成。20日より外来診療を始める。
施工は建築を戸田建設・加賀田組・小柳建設JV、電気をユアテック・大方電機JV、空調設備を朝日工業社・丸高工業JVが手掛けた。設計は佐藤総合計画・基設計JVが担当した。
【写真=関係者によるテープカット】
一覧へ戻る