業界記事

矢板土木、矢板那須線泉バイパスが着工、南側の水路・擁壁工9月までに発注

2019-08-06

 県矢板土木事務所は、主要地方道矢板那須線泉バイパス(矢板市)の工事に着手する。バイパスは現道東側を通るルートで延長は下太田~田野原間の約2700m。南側の現道分岐点からバイパスの東側に設置する延長約450mのL型擁壁と水路を施工する工事1件を9月までに指名競争入札で発注する予定。
 擁壁は道路予定地の東側に築造。擁壁の外側には付け替える水路を設置する計画。擁壁の高さは2m程度を基準に設置。工期は約9カ月を見込んでいる。
 バイパスの標準幅員は12・75m(車道3・25m×2車線)。市街地や小中学校がある西側に3・5mの自転車歩行者道を設置。西側の路肩は1m、農地が多い東側は1・75mのゆうゆう路肩。交差点部は3mの右折レーンを設け全幅15・75mとする予定。
 泉地区市街地への現道はバイパス起終点の手前でそれぞれT字交差させる計画。道路詳細設計はダイミック(宇都宮市)、ニューフロンティア(同)が担当した。
 矢板那須線は矢板市と那須町を結ぶ県北地域の産業と生活を支える重要路線。泉工区の南側では一般県道県民の森矢板線が接続しており、今後設置される仮称・矢板北スマートインターチェンジへのアクセス道路になることから交通量の増加が見込まれる。
 大型車両の通行が多いものの現道は人家や店舗が連坦し、泉小学校や泉中学校が立地する区間の約1200mにわたり歩道が未整備。このためバイパスを整備し、通学する児童生徒や通行車両の安全を確保する。
 2017年度から国の交付金を導入。公共事業評価委員会に報告された概要書によると総事業費は約15億円。測量設計に約1億円、用地補償に約2億円、工事に約12億円を見込んでいる。

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