業界記事

一級建築士が増加傾向/後継者不足も浮彫り

2005-07-12

 県都市整備部は建築士法施行事務の取扱いによって建築士事務所の登録を行っている。それによると15年度が一級4096、16年度4121、二級が15年度2092、16年度2060となっている。一級が25増、二級が32減、さらに木造では15年度48、16年度45の3減となっていることからトータルで16年度は10減少している。この4年間の流れで比べると、一級に関しては145増加している。
 建築物の設計および工事監理を行う技術者の資格について、一級建築士、二級建築士、木造建築士の試験制度と免許登録制度が定められ、その専門的技術水準の維持向上を図ることと、さらに建築物の設計業を行おうとする者には建築士事務所の登録を法律によって義務付けている。登録は建築設計業を行う者からの申請後、知事が建築士事務所として登録する。
 登録状況は、上記表で分かるように13年度が6225、14年度6226、15年度6236、16年度6226と推移し大体横バイ状態と言える。しかし、15年度が6236であることから16年度は10減少している。
 傾向としては、一級は13年度3976であり、年々増加を続け16年度は4121となり、145事務所も増加している。されとは逆に、二級の方は13年度が2204であって年々減少を続け、16年度は2060まで減少し、144も減少している。
 それぞれの増減の検証はしていないことから、増減の理由は未定だが、想定すると一級はその資格をもとに独立心が強いことが要因の1つとしてあげられるのではないか。また、全国的な傾向のようだが、後継者不足と業務量減少などで廃業する事務所の多いようだ。
 例えば1年ほど前県では営繕課が指名通知したが、事務所と自宅でも本人と連絡が取れず、建築士本人は通常の時間に出かけていたため家族も廃業を知らなかったということもあった。
 試験と免許登録については、一級建築士試験は国土交通大臣が、二級建築士と木造は知事が財団法人・建築技術教育普及センターに試験事務を行わせて実施している。
 建築士試験状況は、一級が13年度受験者数4160、合格者300人、合格率7・2。14年度は3936に対して合格者は229人、合格率5・8%、15年度は3705に対して298人の合格者を出し合格率は8%と10%を切ることから難関と言える。
 二級の合格率は13年度25・2%、14年度21・8%、15年度27・7%となつている。木造の合格率は13年度から順番に、13・3%、11・1%、12・5%と推移している。
 建築士免許の登録では、15年度末までに一級が1万6589人、二級2万7126人、木造309人、合計では4万4024人を数える。

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