業界記事

犀川建設協組が砂防維持ボランティア

2019-07-13

犀川砂防建設業協同組合(山﨑素史理事長)は9日、安曇野市明科七貴の蜂ヶ沢砂防公園で、恒例の砂防等施設維持管理ボランティア活動を行った。当日は組合員と県犀川砂防事務所の早川署長らも加わり、砂防公園内と国道下の雑草除去を中心に汗を流した。
集まった参加者を前に山﨑理事長は、今回で13年目で通算15回目となるボランティア活動を振り返り、ボランティアの意義を強調した。「熱中症にならないよう、また国道の横断や蜂の巣には気をつけてケガのないよう作業してほしい」と注意を促した。続いて県犀川砂防事務所の木村所長は「この地区は明治時代から砂防事業に取り組んでおり、歴史的な価値のある大事な場所で草刈をすることは大変有意義なこと。観光に訪れる方もおり、そのような面できれいにしていただくことは大変大事なこと」とボランティアの意義を強調。作業にあたっては無理のないよう注意を呼びかけた。
その後に参加者はチェーンソーや草刈り機を操りながら、国道脇や堰堤など砂防施設周辺を交通に注意を払いながら作業を実施した。
組合は2006年、県犀川砂防事務所と砂防施設などの維持管理支援に関する協定を締結。以後毎年、こうしたボランティア作業を実施している。

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