業界記事

越谷市が堂面橋の耐震補強を8月ごろ入札公告

2019-07-05

 越谷市は堂面橋(向畑961)の耐震補強に向け、8月ごろに一般競争入札を公告する方針だ。工期は約6カ月で、10月~2020年3月を見込んでいる。工事費は3000万円を試算した。
 大落古利根川に架かる同橋では、パイルベント式橋脚(=W)2基の鋼板巻き立てを行うほか、梁拡幅工を実施し耐震化を図る。
 橋梁構造は3径間綱単純I桁橋で、橋長67・67m、幅員7・75m。橋脚部の耐震設計は日本シビックコンサルタント(さいたま市、048-662-7791)が担当した。
 当初、議会案件級の大規模工事を想定していたが、耐震診断の結果、耐震性能が想定以上に高かったことから工事規模を縮小することとなった。
 市では同橋のほか、間久里新田橋、新宮前橋、廣橋で、耐震化に向けて19年度に工事発注を予定している。うち間久里新田橋は工事規模が最も大きく、9月議会案件となる見通しだ。

【写真=耐震化する堂面橋】

【ワード】
パイルベント式橋脚
 基礎杭を所定の高さまで立ち上げ、杭頭部を鉄筋コンクリートなどの横梁で結合し橋脚とするもの。

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