業界記事

西川下流域総合的浸水対策/8・4水害から7年/3者連携で浸水被害解消へ

2005-07-08

 平成10年8月4日に新潟市を襲った「8・4水害」を契機に、平成11年度から国土交通省北陸地方整備局・新潟県・新潟市の3者が一体となって、同規模程度の降雨に対して再び床上浸水被害が発生しないよう総合的な対策事業が西川下流域で進められてきた。平成14年度には県による西川堤防嵩上げが完成、平成15年度には国の西川排水機場の増設が完成したのに続き、このほど新潟市が整備を進めてきた小新ポンプ場及び雨水専用排水管が今年7月から供用される運びとなった。事業の完了に伴い、6日に竣工式が挙行された。
 竣工式では松井健一北陸地方整備局信濃川下流河川事務所長が「西川下流域総合的浸水対策事業は新潟市が進めてきた小新ポンプ場の完成を持って完了するが、公共事業の成果について直接見て頂きたい。一連の事業が浸水被害の解消と地域の生活環境向上に大いに貢献するものと期待している」と挨拶。
 引き続き事業の説明や「ふるさと坂井輪歴史紙芝居」の上映等が行われた後、地元住民らが完成した小新ポンプ場に移動。ポンプの始動式や、場内を見学して回った。
 小新ポンプ場が稼動
 今回稼動した小新ポンプ場は、新潟市坂井輪地区の浸水被害の解消を目指して平成12年度から建設に着手したもの。
 設備概要は次の通り。
▽流入渠=3750mm、1水路
▽流入ゲート=鋳鉄製電動ゲート・巾1500mm・高さ3000mm・4門
▽スクリーン=前面掻き揚げ背面降下式自動除塵機・巾5000mm・高さ1万4700mm・4台※目幅100mm
▽主ポンプ設備=立軸渦巻斜流ポンプ4台・口径φ1650mm・排水量372/分・揚程19m・ガスタービンエンジン1700kW(二軸式)。無閉塞形ポンプ1台・口径φ250mm・排水量13・5/分・揚程25m・電動機110kW
▽電気設備=高圧受電設備、監視計装設備、運転操作設備一式
▽自家発電設備=ガスタービンエンジン500KVA・1台
▽ポンプ棟=RC造地下3階地上2階建て延べ床面積4431・8㎡(建築面積1664・36㎡)
▽放流渠=巾5000mm×高さ2500mm・1水路
▽吐出ゲート=鋳鉄製電動ゲート巾5000mm・高さ2500mm・1門※西川へ

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