業界記事

大成ロテック15日技術提案/9度以上温度下がるか/飯能停車場線保水性舗装

2005-07-11

 県土整備部は16年度に続き保水性舗装の性能規定工事を飯能停車場線舗装指定修繕工事で実施し、大成ロテックが落札した。大成ロテックは自社の技術提案を15日に飯能県土整備事務所の技術審査会に提出し、性能に合致すると認められれば、同提案に基づき本格的な工事に取り掛かる。工事延長は150mで、飯能駅前から国道299号までの区間が対象。工事期間は7月末までとし、全体工期は連続2か月の測定期間を含め9月末に設定。9度以上路面温度を下げることを条件としている。
 今年度初で県全体でも第2弾の保水性舗装の対象工事は、飯能県土が6月末に発注した「飯能停車場線舗装指定修繕工事」。場所は飯能市仲町ほか地内。JR八高線飯能駅前から国道299号までの延長150mが対象。
 同事務所は保水性舗装技術研究会に加盟している道路舗装会社から8者を指名、大成ロテック(中央区)が1570万円で落札して進めている。同社は15日に開催される飯能県土の技術審査会(座長=若林副所長)に技術提案を行い、性能規定に見合っていると判断されるとその提案にて仕上げの工事に入る。
 同社の新技術には現在開催されている愛・地球博の会場内の通路においても「クールロード」という技術が採用され、「愛・地球賞」まで授賞している。特殊セメント系グラウトを注入させる施工で、1㎡あたり約5lの保水能力により2、3日の打ち水効果が持続する。15日の審査会ではどの程度の提案をしてくるのか注目される。
 工事そのものの期間は今月末ごろに想定しているが、その後連続2か月の測定期間も設けている。契約はしたがって測定期間を含めた9月末としている。
 今回の性能条件は、通常よりも路面の温度を9度以上下げることが条件。9月末までの測定期間中に、9度以上下がっているかチェックする。
 測定は大成ロテックが行う。条件は最高30度以上で朝8時から水をまき11時から15時まで30分おきに測る。測定ポイントは6か所設定することとなっている。
 保水性舗装工事は、舗装内部に保水された水分が少しずつ路面より蒸発する時に発生する冷却作用よりも路面温度の上昇を抑制することが可能となる。このことから、都市部のヒートアイランド現象の緩和、住宅街の熱帯夜の減少にたいして有効と期待される。
 さらに、都市部以外でも路面からの放射熱が抑制されることで駅前広場、商店街、公園などでも人と環境にやさしい道路として取り組みが広まりつつある。
 県では16年度、越谷県土整備事務所が「谷塚舗装指定修繕工事」において採用し相当な高価があったとしている

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