業界記事

6社が企画案を提案/TX沿線葛城地区/大型商業施設誘致/今月19日に事業者を決定

2005-07-09

 県企画部新線・つくば調整課は、つくばエクスプレス(TX)沿線葛城地区の研究学園駅北側の約14・5haを対象に、同地を取得または借り受けて大規模な商業業務アミューズメント複合施設を建設する民間事業者の公募を行い、このほど募集を締め切った。募集方法は、事業者が事業計画などを提案する方式を採用し、6社から企画案を受け付けた。今後、今月19日の審査会で事業者を決定する。事業者が決定すると、TX沿線で14・5haもの大規模施設が立地するのは初めて。
 募集している場所は、葛城地区C-50街区の約14・5ha(つくば市大字東平塚・下平塚地内)。自動車研究所のテストコースがあった箇所で、県有地となっている。
 研究学園駅からは北へ約280mの位置で、新都市中央通り線と境松西平塚線に挟まれた区域。積水ハウス(株)JVが戸建て住宅用地として都市再生機構から取得するE-37街区の北西側にあたる。用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率200%)。
 駅にも近く葛城地区の中核となる場所のため、県では、にぎわいと活力あるまちづくりを進めようと、商業・業務施設や文化施設、アミューズメント施設などの事業を積極的に行う事業者を募集。
 募集方法は企画提案方式を採用し、申込者から提案を提出してもらい、それらを総合的に審査する。
 審査の内容は、事業計画、資金計画、管理運営計画、施設建設の計画図面など。具体的には<1>まちづくりへの貢献度(施設デザイン、色彩、まちなみ景観、集客性等)<2>土地利用計画(導入機能、ゾーニング、施設配置、動線計画、駐車場計画、緑化・外構計画)の適切性<3>ユニバーサルデザインへの配慮・資金計画<4>管理運営計画の適切性<5>譲渡希望面積-などを審査する。
 企画提案は先月末に締め切り、6社から受け付けた。各社の提案内容は、大型の商業業務アミューズメント複合施設を建設するもので、その施設を訪れた人がショッピングやアミューズメントなどを長時間にわたって楽しめるようになっており、完成すると県内では例がない施設になるという。
 提案内容を協議する審査会(つくばエクスプレス沿線地区土地処分委員会)は今月19日に予定しており、そこで進出事業者を決定する。
 その後は、仮契約を締結し、事業者は大店立地法などの手続きを進め、土地引き渡しから1年以内に着工する。施設のオープンは平成19年春ごろを見込んでいる。
 用地は、街区全体を一括して同一事業者に譲渡または貸し付ける。譲渡する場合の単価は、街区南側は10万6000円/㎡、街区北側が9万800円/㎡。事業用借地権を設定して貸し付ける場合の参考賃料は1か月あたり212円/㎡。
 葛城地区におけるその他の土地処分状況は、駅南側のE-37・39街区の約4・2haに積水ハウス(株)・大和ハウス工業(株)・トヨタホーム株・ミサワホーム株のJVが戸建て住宅154戸の用地を取得し、来年春の分譲開始を予定。同地には常陽建設(株)(取手市)も分譲を計画している。
 また、今回募集の大規模商業施設用地の南側約1haには(株)とりせんがスーパー「研究学園店」の開業を今年内に予定している。
 なお、研究学園駅前では今年10月に、モデル住宅の展示や各種イベントを行う「いばらき住まい博」が開催される。

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