業界記事

来月から管渠工を発注/汚水処理施設整備に5・6億

2005-07-08

 稲敷郡美浦村は、地域再生基盤強化交付金(汚水処理施設整備交付金)の認定を経て、木原など4地区の管渠工事を8月にも発注する方針だ。この交付金の事業期間は平成20年度までで、管渠は延長約7000mを対象に整備する。このほか個人設置型の浄化槽11基分の費用を補助する予定。事業期間(4か年)における交付金の総事業費は5億6179万円。村では交付金と単独の費用を合わせて、今年度の管渠工事費に約2億円を投じる。
 村では、霞ケ浦の水質悪化の原因となる生活雑排水を適切に処理するため、昭和60年から中心部周辺の農村地域で農業集落排水事業を、平成8年からは浄化槽の個人設置型事業、平成10年からは中心部で公共下水道事業をそれぞれ展開。16年末の汚水処理人口普及率は、36%にまで達したが、ここ数年は横ばいの状況。
 そのため村では、「水と緑と人の共生のための再生計画」と称して地域再生基盤強化交付金を申請。このほど汚水処理施設整備交付金として認定を受け、霞ケ浦および流入河川、水路の水質の改善のため、公共下水道と浄化槽を整備するもの。
 事業期間は今年度から平成20年度まで。汚水処理人口普及率を36%から40%に向上させることを目標に、木原・受領・興津・土屋地区の管渠、延長7000m(口径150~200mm)を整備。あわせて個人設置型の浄化槽12基(5人槽が11基、7人槽が1基)の設置を補助する。
 このうち今年度は、木原・土屋・興津・受領地区の一部を対象に、8月頃から管渠工を数件に分けて発注していく方針。
 17年度当初の発注見通しによると、木原地区で5件、興津地区で5件を第2四半期に予定。1件あたりを延長300mに区切って施工していき、同時期には残る地区も発注されるもよう。
 続く来年度には、下水道事業の第2次認可を経て、受領や興津地区の一部を対象に進めていく意向だ。
 なお、事業期間4か年における交付金事業費は5億6179万円。村では、今年度の下水道工事費に4億5278万8000円(補助が2億7600万円、単独が1億7678万8000円)を計上しており、うち今回の4地区の管渠工事費には約2億円を投じる見通し。
 汚水処理施設整備交付金の概要は次のとおり。
【施設の種類】
◆公共下水道、浄化槽
【事業区域】
◆公共下水道=木原・受領・興津・土屋地区
◆浄化槽=公共下水道認可区域・農業集落排水事業区域を除いた区域
【事業期間】
◆公共下水道=17~20年度
◆浄化槽=17~20年度
【整備量】
◆公共下水道=φ150~200mm、L7000m
◆浄化槽(個人設置型)=5人槽(11基)、7人槽(1基)
【新規の処理人口】
◆公共下水道=木原・受領・興津・土屋地区の500人
◆浄化槽=公共下水道認可区域・農業集落排水事業区域を除いた区域の36人
【事業費】
◆公共下水道=5億5642万円(うち国費2億7821万円)
◆浄化槽=537万円(うち国費179万円)
◆合計=5億6179万円(うち国費2億8000万円)

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野