業界記事

新病棟は約3・3万㎡/近く基本設計を公募プロポで/高崎病院建て替え計画に100億円投入

2005-07-11

 高崎市は8日、独立行政法人国立病院機構高崎病院(石田常博院長)の整備基本計画を明らかにした。同病院機構本部(東京都)がまとめたもので、それによると、新病棟の構造はSRC造地下1階地上7階建て、建築面積4899・1㎡、延べ床面積3万2828・49㎡の病床数451床となり、医療機器を除く概算事業費はおよそ100億円を見込んでいる。本体工事は平成19年4月の着工を予定し、今月中旬に基本設計を公募型プロポーザルにより設計者を選定し、18年3月までに基本設計を作成しその後、同年4月から実施設計に入るスケジュールだ。
 施設全体の老朽化が進んでいることから、病院の建て替えに着手するもので、これまでに新病棟建設地となる南病棟(RC2階)や隣接する教育研修棟(同)、看護士更衣棟(同)、看護学校宿舎(RC4階)などの解体のほか、南病棟機能を持った仮設病棟を正面ゲートの入口を入った右側(平面駐車場)へと建設し、本体工事着工へ準備を進めてきた。
 新病棟の規模等は、今後進めていく基本・実施設計の中で多少変更される場合もあるが、1床あたり72・79㎡の延べ床面積3万2828・49㎡、一般病床445床、感染症病床6床の計451床で計画。事業費は最近における民間病院の建設コストを参考とした上で、地域の医療環境を踏まえた診療機能を持つ病院建設を前提とし、現状の収支バランスや整備後の診療収入などを勘案したもので、医療機器については20~30億円の間で検討している。また、災害対策面の免震構造について機構本部では、病院建築標準仕様から外れるとしているが、同市では最近の建築状況や同病院の中核的な役割などを考慮し必要性が高いことから、災害に強い病院を実現するために要望していく考え。
 現段階で新病棟の地下1階は、給食・薬剤・材料・霊安・放射線治療・エネルギー・厚生などを配置、1階には総合外来・救急外来・(小児・一般)・外来診療・検診・放射線診断、2階へ外来診療・地域医療・病後児保育・検体検査・生理検査、3階には手術室・救命救急30ベット・集中治療(ICU・CCU)6ベット・医局・事務室、4階に一般病棟96ベット及び小児集中治療(NICU)3ベット・感染症6ベット、5階は一般病棟104ベット・リハビリ、6階は104ベットで7階が102ベットの一般病棟としている。今後は、基本設計を同病院が公募型プロポーザルにより設計者を選定する見通しで、10月から18年3月までに作成。実施設計は同年4月から19年3月までに仕上げ、同年4月から21年9月までの工期で本体工事に着手する。また、21年10月から22年3月まで外構工事を実施する工程となっている。
 市の財政負担は建設費の3分の1としており、同市では整備を連携して実施していくことや整備後の地域医療についても積極的に行っていくため、運営委員会を組織するなどの内容で、同機構本部と15日に基本協定を締結する方針だ。

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