業界記事

建設人の所作学ぶ/会長「自身の成長が企業の成長」/合同新人研修

2019-06-07

 県建設業協会(木下修会長)は3~5日にかけて、恒例の会員企業新入社員等研修を開催した。入社3年以内の社員が対象で、ことしは女性10人を含む102人が参加。2泊3日の宿泊研修を通して社会人のマナーや建設産業で働く者としての所作を学んだ。閉講式では木下会長が、引き締まった表情を見せる参加者に対し「自身の成長が企業の成長につながる。常に向上心を持ってほしい」とエールを送った。
 研修会場は上田市の大原菅平ビガークラブ。全国建設産業教育訓練協会富士教育訓練センターの協力の下、社会人としての基本動作に始まり、ビジネスマナー、コミュニケーション能力を高めるためのグループ演習などが行われた。
 閉講式で木下会長は「得られたものが多くあったと思う。学んだことをいかに社内で生かしていくか。企業の発展は、皆さんが成長し、仕事で成果を上げていくことにかかっている。知識、見識、気力・胆力、志といった人間力を高め、常に向上心を持って仕事に取り組んでほしい」と期待。さらに、自らの経験として「きょうすべきことは何かを毎朝自身に問いかけるとミスは少なくなる。また、メモを取ることも大切。この繰り返しで時間を管理する習慣が身に付く」とアドバイスした。
 参加者を代表してあいさつに立った日本綜合建設松本支店(松本市)の小野塚寧々さんは「至らない点や視野の狭さがあったことに気付かされた。研修を通じて基礎を築くことができたので、社会人としてさらに向上していけるよう努力したい」と決意を述べた。

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