業界記事

6工事を追加/東部沈砂池は近く指名/今年度2回目の発注見通し

2005-07-05

 独立行政法人水資源機構群馬用水総合事業所は、17年度の群馬用水緊急改築事業計画で4月に発表した発注見通しを変更した。それによると、4月期にはなかった工事として6件を追加した。地元調整等を行い発注のメドがついたことから今回追加工事として公表したもの。この6工事は、山伏川サイホン併設水路、真壁第1・第2水路橋補強工事、東部機場沈砂池工事、相馬揚水機場建屋耐震補強工事、東川サイホン既設管補強工事、VHF移動無線更新工事。このうち、東部機場沈砂池工事については、近々に指名通知を行う。
 群馬用水緊急改築事業は、14年度から着手し目標完了年度は20年度。各施設は通水を開始してから30年以上が経過し、老朽化が進んでいる。このため、大地震発生等の際に周辺住民へ被害を及ぼす危険性などがあることから用水の安定確保と施設周辺への被害防止を目的に、幹支線水路の改築や揚水機施設の設備更新等を実施するもの。
 総事業費は、約244億円を試算し16年度末の事業費ベース進捗率は16・8%。今年度末は31・5%になる見込み。
 水管橋及び水路橋の補強工事内容は、橋脚補強及び落橋防止を実施するものと、落橋防止とクラック補修等を行う2種類に区分。このうち、橋脚補修は、基本的にコンクリート巻による対応を想定している。
 今回追加された工事の施工概要として、山伏川サイホン併設水路は、第4四半期に発注。L約770mでダクタイル鋳鉄管を整備。口径は、検討中で当初の想定600mmを上回る可能性もある。真壁第1・第2水路橋補強工事は橋脚補強と落橋防止を第4四半期に入札。東部機場沈砂池工事は、東部第2機場敷地内に改築する。新池は、コンクリート構造の約380立方m容量で、近く入札する。相馬揚水機場建屋(RC造一部2階343㎡)の耐震補強は、第3四半期に発注する。東川サイホン既設管補強は、延長が180m(φ2350mm)で、現在パイプインパイプ工法などを検討しており、第3四半期に発注。一方、4月の発注見通し時に比べて変更となった主な工事は、まず榛名調整池改築工事。当初は、第3四半期の発注としていたが第2四半期に前倒しとなった。新施設は、既存施設と同じ容量の4600立方m(コンクリート構造)。維持管理面に配慮して、ほぼ中央部に中壁を設ける。設計は、内外エンジニアリングが作成した。
 逆に発注時期が遅れたのは、金敷平・車川サイホン併設水路で、当初の第3から第4四半期へと変更。現在、ルートの見直し検討を行っており当初見込んでいた約660mの延長が変更になる場合もある。管種はダクタイル管のφ800mmを想定。これから実施設計を委託する。また、竜の口サイホン併設水路工事も第4四半期(当初第3四半期)へ変更。延長は110mで、このほど実施設計を国土開発センターへ委託。さらに、当初の発注工区分けと変更した工事もあり、粕川・兎川サイホン併設水路(L約650m第3四半期)、山上第2暗渠・サイホン併設水路工事(L約780m、第4四半期)、大久保第1サイホン(L約560m、第4四半期)、大久保暗渠併設水路工事(L約750m、第4四半期)とした。管種は、それぞれダクタイル鋳鉄管のφ600mmを予定していたが、口径が多少大きくなることもある。
 このほか、当初は3工事別々の発注となっていた工事を一本化したのが蕨沢川・鏑木川・屋知川サイホン水管橋補強工事で、第4四半期に発注。金沢川水路橋・熊沢川サイホン水管橋補強工事も一本化して発注する。

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