業界記事

浦佐BP整備期成同盟会が総会/虫野トンネル年度内貫通へ

2019-05-11

 一般国道17号浦佐バイパス整備促進期成同盟会(会長=佐藤雅一魚沼市長)は4月26日、魚沼市小出庁舎において2019年度総会を開催し、国への要望活動を軸とする年間事業計画を承認した。
 佐藤会長は「虫野トンネルの着手で先が見えてきた。南魚沼市側は法線が引かれているがまだまだの状態。ことしも引き続き協力をお願いする」と要請。
 来賓の塚田一郎参議院議員は「この度は色々と迷惑をおかけした。立場は変わろうともバイパスへの認識は変わらない。全力で取り組む」とあいさつし、忖度(そんたく)発言での国土交通副大臣辞任を陳謝した。
 閉会後に行われた事業説明会では4月に着任した長岡国道事務所の松永和彦所長が、管内の事業概要を説明。「直轄が5事業と権限代行が3事業。管内215kmで3事業を進めている。本バイパスには昨年度同様10億5000万円が付いた」と本年度予算に言及。18年度の事業報告では「虫野地区の用地買収は電柱移設を除いて終了した」と述べた。
 19年度の予定として魚沼市十日町~虫野地区の改良工推進のほか、三用川橋上部工架設、虫野トンネル掘削着手、新浦佐大橋(仮称)下部の施工ヤード整備着手を挙げている。
 質疑では「新規着手の虫野トンネルは127m。2月に工事を発注した。5月の連休明けに設置機材の準備に入り、本年度内の掘削完了を目指す。橋長52・7mの三用川橋上部工は1月に発注し、鉄製の橋は製作準備中。新浦佐大橋は現在設計中で、JRや信濃川河川事務所とも協議しつつ下部工事を行いたい」と答えた。
 課題とされる三用川橋~虫野トンネルの雨水処理については「緩やかな勾配があり対策を検討中」とし「市道の切り回しと付替えの必要もある」と加えた。

【写真=年間事業計画を承認】

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