業界記事
水素ステーション開所、北陸信越で初の整備
2019-05-09
北陸信越地方初となる燃料電池自動車(FCV)用の水素ステーションが新潟市中央区東出来島11-9地内にオープンした。岩谷産業が日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)と共同で整備したもので、4月25日に現地でイワタニ水素ステーション開所式およびFCV納車式が開かれた。
同社の谷本光博社長は「5年前に国内初の商用水素ステーションを設置し、この度で26カ所目の整備となった。国は2020年度までに全国160カ所に整備する計画で、当社も同年までに30カ所の設置を目指している」と展望を語った。
関東経済産業局資源エネルギー環境部の福島信一郎部長、新潟県高井盛雄副知事、新潟市の荒井仁志副市長もそれぞれお祝いの言葉を述べた。
ステーションの営業時間は月~金曜が9~17時、土曜は13時まで。
FCVはステーション整備に合わせて県が本田技研工業の「クラリティフューエルセル」、市がトヨタ自動車の「ミライ」を1台ずつ導入。県内で登録されているFCVは現在この2台のみ。
【写真=ナンバーは件が「850(えちご)」、市(左)は「4020(シーオーツーゼロ)」】
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