業界記事

飯田支部が臨時総会と太子講祭

2019-04-17

長野県建設業協会飯田支部(北澤資謹支部長)は15日、本年度の臨時総会を飯田市内で開き、本部理事会や各委員会が報告を行うとともに、恒例の飯田太子講春季例祭を執り行い、支部や会員企業の今年1年の安全を祈願した。
当日は会員52人のうち46人が出席。議事に先立ちあいさつに立った北澤支部長は「昨年の総会で役員が改選され、本日で2年の任期の折り返し。残り1年の任期も役員一同頑張っていくので引き続き変わらぬご支援ご協力を」と求めた。続けて、今月7日に改選された県議会議員について「(地元選挙区で)新しく選ばれた2人を含む4人の議員の皆さまと意見交換会を通じ、建設業の最新事情や意見をしっかりとお伝えしてご理解いただき県行政へ反映させていただくなど、引き続き前に進めていきたい」との考えを示した。
その後、会員の代表者変更について、シブキヤ建設の代表取締役に片桐俊人氏が2月6日付、小木曽建設の代表取締役に小木曽謙策氏が4月1日付で就任したことが報告された。
建災防活動について、長野県土木施工管理技士会長を務める野島建設の野島登社長は、今年も実施する安全パトロールに協力を求めたほか、建設業における労働災害発生状況について「昨年1年間は一昨年よりも1.5倍発生したが、今年1月以降も昨年と比べ減少傾向が見られない。各社安全対策を行っていただき、死亡事故を絶対に起こさないように」と呼びかけた。
太子講では会員とともに、飯田労働基準監督署、南信州地域振興局林務課や飯田建設事務所、飯田市建設部からの来賓も加わり、新年度の工事の安全や飯田支部および会員企業の益々の発展を祈願した。

【写真㊤臨時総会であいさつする北澤支部長】
【写真㊦太子講祭で安全を祈願】

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