業界記事

198haへ42億円を交付/アーバンみらい東大宮/都市局

2005-06-29

 さいたま市都市局が申請していた都市再生整備計画に伴う「まちづくり交付金」で今年度、新規採択された「アーバンみらい東大宮周辺地区」は198haを対象に、道路、公園整備や、公営住宅整備への支援を行う。また、まちづくり活動推進事業として、地区交通計画の検討調査なども盛り込まれている。交付対象事業額は42億8900万円、交付金限度額は17億1500万円。
 まちづくり交付金を活用した整備方針は、多様な地域特性に配慮し、高齢者、障害者が安心して暮らせるバリアフリー施した公営住宅(市営春野団地)を整備し、近隣土地区画整理事業と併せて秩序ある住宅市街地を形成する。
 これらを実現するため、今年度から5か年で推進する事業のうち、道路整備は、大間木丸ケ崎線の整備を推進。整備延長は275m、幅員16m。街路築造事業として整備を進める。事業費は18年度1000万円、19~21年度の3か年度がともに1億2000万円。
 公園整備事業では、堀崎公園の多目的グラウンド1万550㎡に人口芝を敷く。
 地盤を約20cm程度掘削し、7号単粒度砕石、再生砕石路盤を施した上に、ロングパイル人工芝を敷き詰める。
 また、排水性を向上させるため、浸透側溝U240、L430m、浸透枡□450、3か所ほか、浸透トレンチφ150、1100mを設置。さらに、防球ネット5本、照明柱1基、園内通路25mを移設するほか、植栽工も含まれている。
 工事は第3四半期に発注され現在、埼玉コンサルタント(さいたま市、電話048-832-0432)が設計業務を行っている。交付対象事業費は2億円。
 都市再生交通拠点整備事業では、東大宮駅東口にエレベーターを設置する。交付対象額は19年度1000万円、21年度は8000万円。
 公営住宅整備事業は、市営春野団地第1期として、A棟(7階建て、42戸、駐車場)建設事業が第2半期に発注、近く、一般競争入札が公告される。
 同団地建設は4期計画で整備を進め、交付金対象期間に想定される立体駐車場への壁面緑化、地区公園遊具などの設置事業を含め、17年度1億4500万円、18年度9億3200万円、19年度12億1600万円、20年度8億2400万円、21年度は4億8000万円の交付対額を設定した。

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