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　新潟市江南区は、曽野木地区市営住宅跡地での保育園、コミュニティ施設の整備へ、株式会社などで構成されるグループ（非公表）の企画提案を特定した。平屋で定員１５０人の保育園や施設建設後に市へ所有権を移譲するＢＴ方式による２階建てのコミュニティ施設の整備を提案。今後、選提案内容を基に８月までに市の実施方針を策定し、事業実施者を募集。秋ごろにも選定する。

　江南区曽野木１丁目地内の市営住宅跡４２５５・５８㎡で、民間事業者によるコミュニティ施設および曽野木保育園と第二曽野木保育園を統合・民営化した保育園に対する事業方式や施設整備、運営方針などの企画提案を募集。３グループから提案があり、選定された内容は実現性が高く、地域活性化が期待できる点などが高く評価された。このほかコミュニティ施設の多世代交流スペースへのバス停、建物外での直売所スペース設置、保育施設は定期借地権方式（30年間）とし、移転後の保育園跡地は市が建物を解体・撤去後、民間事業者が整備・活用することなどを提案している。
　提案採用者は事業実施者の選定で評価点に最大５％が加点される。