業界記事

第一中は設計競技/学校営繕上期中心に業務発注

2005-06-28

 秩父市は今年度、学校営繕事業で秩父第一中学校と吉田中学校、荒川東小学校の改築に向け、基本・実施設計に取組む。第一中の業務委託に関しては、提案競技の実施を盛り込んでいる。ともに、上期の発注としており、年度内の業務完了に向け、早期発注が見込まれる。工事は、18年度からを予定。
 秩父第一中(滝の上町9-22)は、中学校改築設計として設計期間200日。加えて地質調査も上期に30日間の工期で実施する。既存校舎は、昭和39年から42年に建設したRC造3階建ての普通教室棟と同3階建ての特別教室棟で、延べ床面積7232㎡。校舎北側には、42年建設のS造1906㎡の体育館。敷地面積は4万2329㎡。
 改築に向け基本構想を、(社)公共建築協会(千代田区、電話03-3234-6265)、耐力度調査は桂設計(新宿区、電話03-3269-6411)が担当した。
 設計委託にあたっては、設計競技の位置付けで、コンペなどとなる。このほか、仮校舎の設置も予定され、同じく上期の発注。工期100日間。
 吉田中(下吉田6402)は、上期発注で納期150日間。旧吉田町では、設計者選定にあたってプロポーザル方式の導入を想定。6月市議会でも執行部は、旧吉田の検討を引き継ぐ方向を示したが、発注予定では競争入札としている。
 既存施設は、44年完成。校舎は、2棟でRC造3階建て、延べ床面積3487㎡。体育館はS造平屋、880㎡。15年度には、丸岡設計(秩父市、電話0494-22-5454)が耐力度調査。これまでの検討では、新校舎は、RC造で既存施設と同程度、内装木質化。体育館は、平屋(一部2階)既存施設より若干拡大。
 荒川東小(荒川上田野1755)は、上期に、基本設計を発注、引き続き実施設計に取り掛かるスケジュール。基本設計基本設計は建設コンサルを対象に工期60日、実施設計は、建築設計として工期120日間としているため、基本設計は7月、実施設計9月の段取りと見られる。
 既存校舎は、RC造2階(一部3階)建て、延べ床面積1493㎡。丸岡設計が耐力度調査を担当した。
 このほか、秩父第一小大規模改造実施設計、吉田小学校耐震診断、同改修設計、大滝小学校耐震診断調査を実施する。
 第一小(上宮地町36-11)は、既存校舎の大規模改造実施設計で、上期入札し納期90日間。
 吉田小(下吉田3833)は、既存小学校の2次診断一式を発注。30日間の納期とし、結果を受けて、基本設計を60日間で仕上げる。ともに上期発注。
 大滝小(大滝1999)は、既存2棟の耐震診断で、診断レベルは2次。30日間の納期で、発注は下期を予定する。
 このほか、吉田学校給食共同調理場(下吉田3912)の改築設計も計画され、基本・実施設計委託として、上期の入札。納期は100日間。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野