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守谷市が19年度当初予算案に給食センター改築費35億

2019-03-19

 守谷市(松丸修久市長)はこのほど、2019年度予算案を公表した。主なものでは、学校給食センター改築事業に35億8902万5000円、御所ケ丘小学校校舎改修事業に8億9483万円、庁舎空調設備改修工事に2カ年継続費で6億5578万7000円、坂町清水線整備事業に2億6542万1000円、大野小学校屋内運動場改修事業に2億3380万5000円、保健センター改修事業に1億4796万円を予算化。
 一般会計は234億3100万円で過去最大。前年度と比べて7・4%(16億2197万4000円)の増となる。
 普通建設事業費は39億8085万1000円で、前年度比132・7%(22億6980万6000円)の大幅増。要因は中央公民館や小中学校の改修事業など。
 学校関係では、新規で給食センター改築事業が始まる。現施設(大柏1064-2)の能力が不足してきていることや、衛生環境が整っていないことから、敷地を拡張して建て替える。22年4月の稼動開始を目指す。
 新施設は8000食規模の2階建て、延べ3700㎡程度を想定。事業費は19年度が2億861万5000円で、20~22年度の債務負担行為が33億8041万円。
 19年度は、早期に拡張用地を買収したあと、5~6月にも設計と施工一括のデザインビルド方式による公募型プロポーザルを告示。事業者の選定を経て、議会で承認後、早ければ10月に設計に入る。造成工事(1億2540万円)にも取り掛かる予定。
 そのほかには、御所ケ丘小(御所ケ丘5-15)の校舎(1982年築、RC造3階建て、延べ4188㎡)の大規模改修工事に8億7192万円。概要は屋上防水、外壁塗装、内部改修、エレベーター棟増築、受水槽等更新、キュービクル更新など。
 大野小(野木崎492)の屋内運動場(83年築、S造平屋、730㎡)でも大規模改修を行うため、工事費2億2666万6000円を盛り込んだ。AIS総合設計㈱(栃木県宇都宮市)が設計。
 さらに、郷州小(みずき野5-4-1)の校舎(83年築、RC造3階建て、延べ5457㎡)の大規模改修に向けた設計に3325万3000円と、黒内小(百合ケ丘2-2349)の校舎(79年築、RC造3階建て、延べ3483㎡)の増築に向けての設計に3192万2000円を措置。
 また、松ケ丘小(松ケ丘4-12)の児童クラブ建設工事には6476万1000円を充てる。想定規模は定員40人のW造平屋、約250㎡。
 市庁舎(90年築、SRC造地下1階、地上4階建て、延べ9408・86㎡)では、老朽化している空調設備の全面的な更新のため、2カ年継続費6億5578万7000円(2019年度=2億6081万9000円、20年度=3億9496万8000円)を設定。
 早期に発注し、6月議会で本契約のあと、空調の使用頻度が低い秋期と春期をメインに施工する計画。
 保健センター(本町631-1)では、劣化が著しい外壁および屋根の改修を実施するため、工事費1億4796万円を充当。施設は1992年築で、RC造2階建て、延べ2366㎡。5~6月に一般競争入札で発注する見込み。設計者は楠山設計㈱(東京都千代田区)。
 道路関係では、市道整備改良事業に5億1896万3000円。主なものでは、市道211号線拡幅改良(立沢、L250m)に6875万円、市道3050号線拡幅改良(本町、L215m)に2310万円、市道3493号線拡幅改良(本町、L200m)に2310万円を配分している。
 都市計画道路坂町清水線整備事業には2億6542万1000円を付け、ひがし野地区から八坂神社までの用地買収(1億4500万円)や、八坂神社から県営アパートまでの延長183mの工事(5500万円)を行う。
 橋梁長寿命化修繕事業では、常磐道に架かる西荻久保橋(立沢地内、79年架設、L40・3m)の修繕工事に1億2650万円。内容は桁のひび割れ補修や伸縮装置の更新など。
 一方、水道事業会計を見ると、資本的支出が3億1245万1000円で、前年度比117・7%(1億6893万8000円)の増。
 老朽配水管の布設替工事に1億3067万3000円、坂町清水線の改良工に伴う配水管布設工事に4785万円、老朽化した次亜塩素注入施設の改築更新工事に9872万5000円を計上している。

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