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栃木県の建設業協会、県土整備部、産業技術専門校など15人は14日、沼田市利根町にある利根沼田テクノアカデミーの視察を行った。アカデミーの桑原敏彦校長が、概要や訓練状況を説明し、研修施設を視察した。
群馬県建設業協会会長でアカデミーの理事も務める青柳剛会長は冒頭「テクノアカデミーはことしで３年が経過した。この間、全国各地から非常に多くの人たちがこの施設の見学に訪れた。しかし、実際に立ち上げとなった訓練施設はほとんどないと思う。それは、ハードとしての施設だけでなく、人を育てるという強い情熱を持ったリーダーの存在が必要であり、そのようなキーマンを育てることが難しいのが現実」と話した。
栃木県からは代表として栃木県建設業協会の菊池三紀男総務企画委員長があいさつ。
視察後に行われた意見交換では、研修費用や助成金の内容、外国人研修者の対応などについての質問が出され、青柳会長や桑原校長が丁寧に説明。視察者は、興味深く聞き入った。