業界記事

甲斐市 敷島南小体育館改修に向け設計

2019-03-16

 甲斐市は新年度予算案に小学校の施設整備費として約2億円を盛った。建設から数十年経つ施設もあり老朽化が進むため補修・改修し、できるだけ長く機能を維持できるようにする。2020年度は敷島南小体育館の大規模改修も計画しており、新年度その設計を作成する見込みだ。開会中の市議会での予算承認を待ち準備を進める。
 新年度に予定するのは◇敷島南小体育館の大改修に向けた設計◇敷島小体育館の屋根改修(設計・工事)◇竜王北小・竜王西小のプール改修(設計・工事)◇敷島小・双葉東小・竜王北中の受水槽改修。
 敷島南小体育館はS造平屋で延床面積は1060㎡。1983年竣工と築33年ほど経ち老朽化が著しい。市教委は「骨組みだけ残し改修したい」考えで、内外装のほか照明など電気設備も全てリニューアルする。新年度は設計を作成する予定。5月ごろに発注し11月までの7カ月程度でまとめる。設計費は約1400万円を見込む。
 敷島小体育館は雨漏りしている箇所があるため補修する。古い造りのため台風やゲリラ豪雨時に雨水の浸入が見られるという。新年度に現況調査を依頼し11月ごろをめどに工事を始める。できるだけ経費がかからないよう、屋根全面の補修ではなく必要最低限の部分補修にとどめる方針だ。設計・工事合わせて2300万円程度を見込んでいる。
 竜王北・西のプールではプールサイドの地下に設置されている倉庫内に水漏れがあるため補修。竜王北については加えてプール内も補修する予定だ。11月ごろまでに設計をまとめ新年度中に工事を完了させる。
 受水槽も不具合が出ている箇所が多く年次計画を立てて交換している。新年度は3校を予定。うち竜王北中については同予算とは別枠の中学校施設整備費から経費を捻出する。本年度は敷島中の容量40tの設備を交換しており松本住宅産業(同市)が請け負った。

【写真=大改修する敷島南小体育館】

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