業界記事

関東整備局がまちづくりセミナーを開催

2019-03-14

 関東地方整備局は12日、さいたま新都心合同庁舎2号館共用会議室501会議室で、第11回建政部セミナー、第3回建政部・金融セミナー、都市経営と官民連携型のまちづくりセミナーを合同開催した。国や都市再生機構などが情報提供したほか、谷根千地区(台東区)におけるまちづくりの事例紹介などが行われた。
 小林正典建政部長は「いかにまちづくりを行っていくかは重要な課題で、今日は具体的なお話を聞くことができると思う。長丁場となるが、みなさんにとって有意義な時間となることを期待している」とあいさつした。
 前半は、国土交通省、関東財務局、関東経済産業局、都市再生機構などの担当者が官民連携のまちづくりや国公有財産の最適利用の取り組み、中心市街地活性化施策、都市再構築および中心市街地活性化における公的セクターの支援などについて紹介した。
 後半は、『谷根千地区のまちづくりの取り組みとファンドの創設について』をテーマにNPO法人たいとう歴史都市研究会の椎原晶子理事長、朝日信用金庫執行役員お客さまサポート部の竹尾伸弘部長が講演を行った。
 椎原理事長は歴史と文化を生かした潤いのある都市生活の継続と発展を目指していることを説明。定期的に勉強会や交流会を開催しているほか、5軒の伝統的建物について維持管理し、保全に向けた活用を行っていることなどを語った。
 竹尾部長は、古民家再生・まちなみ保存を目的とした『谷根千まちづくりファンド』を創設したことを挙げ、古民家再生の事例として、事務所やパン販売店を紹介した。

【写真=約150人が受講した】

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