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佐津間第1期に着工/県住宅課の県営住宅整備/金ケ作2期で基本設計/国府台は6号棟解体

2019-03-12

 県県土整備部住宅課は、公営住宅建設事業で新年度、鎌ケ谷市の佐津間県営住宅第1期建設工事に着工するとともに、新規事業として松戸市の金ケ作県営住宅2期の基本設計に着手する。また、国府台県営住宅第1期は本年6月末までに竣工し、その後、6号棟の解体に着工する予定。事業費は県の当初予算に、金ケ作県営住宅2期2497万円、佐津間県営住宅4831万2000円(ほかに債務負担行為6億6600万円)など総額15億8539万4000円を計上した。
 佐津間県営住宅は、建設場所が鎌ケ谷市佐津間字火焼田222―9地先。敷地面積は9920・15㎡。用途地域は市街化調整区域(建ぺい率60%、容積率200%)。建物規模はRC造3階建て(最高高さ10m)延べ1865・31㎡。戸数は1棟29戸を予定。
 実施設計は千葉土屋建築研究所(千葉市美浜区中瀬1―6)が担当。設計は、一部見直しが必要になったことから、工期を本年度末から7月末に変更した。工事は建築、電気設備、衛生設備の3件分離で新年度後半に発注し、新本年度から2か年で整備する予定。
 また金ケ作県営住宅2期は、56戸程度を整備する計画。本年度で基本設計に向けた設計条件等を整理する「金ケ作県営住宅第2期条件整理業務」を、ランドブレイン(東京都千代田区平河町1―2―10)に委託し、今月15日までの工期で進めている。
 同住宅の建設場所は、新設住宅用地として10年度に取得した松戸市金ケ作字小作台222―1地先。敷地面積は約1万6000㎡(1期用地約1万㎡、2期用地5799㎡)。
 住宅は全体で約192戸を整備する計画。1期136戸は09~10年度の2か年で整備した。1期の建物規模はRC造5階建て2棟延べ約8152㎡(1号棟延べ4649㎡、2号棟延べ3503㎡)。戸数は1号棟79戸、2号棟57戸。設計は鈴木建築設計事務所(松戸市南花島1―5―11)が担当。工事は、建築を鎌形・鵜沢JV、電気設備をE&Eシステム、衛生設備を早見設備が施工した。
 一方、国府台県営住宅については、第1期として昨年度でA工区78戸に着工。本年6月末までに竣工する予定。建物竣工後、6号棟の入居者を新棟に移転させ、6号棟の解体工事に着工する。6号棟の建物規模はRC造4階建て延べ約1418・86㎡。
 A工区は設計を千都建築設計事務所(千葉市美浜区真砂3―1―2)が担当し、工事は建築を大城・上條JV、電気設備をアヅサ電気工業、衛生設備を早見設備が施工。建物規模は、集会室等を含め、RC造5階建て延べ約4700㎡。
 同住宅は第1期事業後、現存する住棟の用途廃止及び解体を行い、第2期事業としてB工区64戸を整備する計画。

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