業界記事

小国道路、新潟西道路、十日町道路の3路線は「新規事業化が妥当」

2019-03-09

 国土交通省の社会資本整備審議会道路分科会の第7回東北・北陸地方合同小委員会と第8回北陸地方小委員会が8日に開かれ、2019年度新規事業化候補箇所となった国道113号小国道路、国道116号新潟西道路、国道253号十日町道路の県内関係3事業について「新規事業化が妥当」とされた。
 国道113号小国道路は新潟山形南部連絡道路の一部を構成し、関川村金丸~山形県小国町までの県境を跨ぐ約12・7㎞区間の事業化を目指す。積雪による交通障害の解消や広域交通ネットワークの強化を図るバイパスとして2車線、幅員13・5m(トンネル・橋梁部12m)を計画。総事業費には約350億円を試算する。主要構造物はトンネル2本、橋梁6橋が計画され、土工延長7・6㎞、橋梁延長500m、トンネル延長4・6㎞を想定する。
 国道116号新潟西道路は新潟市都市圏東西の渋滞解消、物流拠点間の速達性向上へ新潟市西区明田~同区曽和までの約4・2㎞区間の事業化を予定。総事業費は約300億円。平面2車線の現道を盛土や橋梁6橋により幅員21mの立体4車線に拡幅する。土工延長4㎞、橋梁延長200mとなる。
 国道253号十日町道路は新潟県の直轄権限代行として十日町市北鐙坂~八箇間の延長10・8㎞の交通障害リスク回避に幅員12m(長大橋梁部11m、トンネル部10m)の2車線道路を新設する。トンネル4本、橋梁7橋で構成され、土工延長2・6㎞、橋梁延長1・9㎞、トンネル延長6・3㎞を整備する。総事業費には約620億円を見込む。
 今後、国交省の社会資本整備審議会事業評価委員会での審議を経て事業化を決定する。

【写真=事業の妥当性を審議】

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