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旧十王町庁舎を改修/県北地区生涯学習センターに/生涯学習課

2005-06-23

 県教育庁生涯学習課は、県北地区の生涯学習拠点施設として、旧十王町庁舎(日立市十王町友部2581)を改修して県北生涯学習センターを整備する。計画では、同庁舎の1階の一部と2階、3階の合わせて約2600㎡を改修し、講座室や多目的ホール、コンピュータ室などを整備する。改修設計および工事は土木部営繕課に委託しており、現在は、実施設計の策定を営繕課が(株)日立建設設計(東京都)に随意契約で委託し、作業を進めている。設計は今年10月までの予定で、改修工事は今年11月から来年2月ごろまでの見込み。総事業費は約2億8200万円。
 県の発注見通しによると、営繕課が同センター整備工事の建築工事、電気工事をそれぞれ第3四半期に指名競争入札で発注する予定となっている。工期は4か月間。
 県北生涯学習センターは、県内各地にある生涯学習センターが県北地区にないため、今年度から来年度までの2か年計画として整備を構想。
 昨年10月に日立市と合併した旧十王町の役場(現日立市役所十王支所)の一部を活用して整備を進めることにした。
 現在の十王支所は、平成2年12月の竣工で、規模はRC造3階建て延べ3205㎡。敷地面積は1万56㎡。
 計画では、1階の正面玄関から入って左側部分は十王支所分とし、右側部分を改修して活用。また、2階、3階も改修してセンターとする。延べ面積は合わせて約2600㎡を見込んでいる。
 センターの主な施設は、小講座室、中講座室、和講座室、多目的小ホール、レッスン室、創作室、学習相談・情報図書コーナー、コンピュータ室、ボランティア室、託児室などを予定している。
 生涯学習課では、改修へ向けた設計および工事を営繕課に委託。
 このほど営繕課が改修実施設計を(株)日立建設設計に随意契約で委託した。策定期間は今年8月までの予定。
 引き続き、改修工事を今年11月ごろから来年2月まで進め、8月の開所を目指していく。
 総事業費は約2億8200万円で、今年度事業費は1億5167万5000円を当初予算に計上している。

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