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　県農地局は、平成１７年度５月末現在の公共工事執行状況をまとめた。それによると、執行予定額１２９億９１４１万５０００円となったのに対し、工事件数９９件が起工、執行額は９億７４６０万円となり、５月末での執行率は７・５％。前年度同期と比べ８・０ポイントのマイナスとなった。
　これを前月期と比較すると、工事件数で５８件、執行額３億８９５５万６０００円がここ１か月間で起工したことになり、執行率は１・５ポイントプラスとなった。
　前年度同期との比較では、執行予定額が２億９２１５万８０００円（１６年度・１２６億９９２５万７０００円）上回ったものの、一方で工事件数で５３件減（同・１５２件）、執行額で９億９９５０万９０００円減（同・１９億７４１０万９０００円）、執行率で８・０ポイント減（同・１５・５％）と大幅に前年度を割り込んだ。
　また、担当課別での内訳では、農村計画課が湛水防除事業や地盤沈下対策事業などで執行予定額１５億７８４１万５０００円となり、このうち工事件数８件、執行額１億４１７３万６０００円を起工。
　農地整備課は、経営体育成基盤整備事業や県営畑地帯総合整備事業などで執行予定額７６億６７３６万７０００円となり、このうち工事件数５４件、執行額５億１４４３万４０００円を起工した。
　農村計画課は、広域営農団地農道整備事業やふるさと農道整備事業などで執行予定額が３７億４５６３万３０００円に対し、工事件数３７件、執行額３億１８４３万円を起工した。