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　三条市は18日、新年度当初予算案を発表した。三条技能創造大学施設建設事業には、２０１９年度に13億54万１０００円を計上したほか、20年度を期間とする債務負担行為49億９７８４万３０００円（限度額）を設定した。７月の着工予定で、年度明け早々にも入札となる見込みだ。

　普通建設事業費は前年度当初比79・４％増となる１２３億５５２３万１０００円。大幅増の要因として、三条技能創造大学施設建設事業のほか、医療系高等教育機関建設事業、新最終処分場等の整備事業といった施設建設費が牽引した。一般会計は同比14・３％増の５３０億３８００万円。
　道路改良事業では、大島１６４号線、栄スマートインター連結路上り線、森町中浦線ほかに８億７３５０万円、舗装新設事業では大島地内、新堀地内、落合地内ほかに１２００万円を充てる。
　消雪施設整備事業は興野北三条線、大崎８３１号線、東新保南新保線ほかに２億４７５０万円を充当した。
　水害対策事業関連は、三竹二丁目地内内水対策で排水路改良工事に３９５０万円、大面川氾濫対策事業の基本設計・地質調査に２５００万円を盛り込むほか、西本成寺一丁目地内内水対策事業に２０００万円を計上している。
　特別会計では、公共下水道事業会計に、施設長寿命化事業として雨水ポンプ用エンジン更新、実施設計などに５億１５００万円、特定環境保全公共下水道事業では、下田下水道処理センター耐震診断・実施設計などに８９５０万円を計上した。
　公募型プロポーザルで選定を進めている図書館等複合施設の実施設計に１億３０２５万円を盛り込んでいる。